テーマ:★ものづくり★(5)
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3回にわたっれお伝えしました「もの作りの雰囲気」が大体お判りの事と思います。
しかし、その作業、使用方法、どうして・・・という子供たちの疑問にどのように回答してやっていいのか困りますね。 即席で習っても「知ることと教えることとは別個」だと思いますね。 工具も様々あって用途が異なります。使用時に危険予知をやりながら実施したいと思います。 さてもう一つのテーマが残っていました 「変形プロペラ風車(かざぐるま)を作ろう」 担当は清水谷講師です。 HP「FUDEN研究所」をお持ちですのでご案内をしておきましょう。 風車の羽根作りは難しい作業です。これを事前に切断した材料をビス止めするだけの、勘案にしかも短時間で作成できるキットとしました。 見えない空気を、風車を廻すことにより、「風力エネルギー」として体験させることを目的としています。 下の写真をご覧下さい ●材料(物差しは無関係です) 1.アルミ板5cm×25cm(2枚) 2.ビーズ、3mmのビスナット4組 3.太さ3mm針がね:直径3mm、長さ40cm ※クリーニング屋さんの針がねハンガーを利用しましょう 4.針がねが通る空洞ビニール製ストロー12cm <組み立て> 1.羽根を3mmのビスナットで4箇所取り付ける 2.針金の先端をラジオペンチで曲げる 3.この曲げた個所にビーズを入れて1で組み立てた羽根を通す 4.羽根と羽根の間に9cmに切ったビニール製ストローを入れる 5.さらに残りの3cmのビニール製ストローを通す <ほぼ完成です> 最後にいれたストローの末端から5mmほど余裕を取って針がねを90度に曲げて完成です 風車がよく廻るようにはどの位の羽根の曲がりが必要かと清水谷さんは徹底的に追求しやっと9cmという値にたどり着いたというからその執念はすごいですね 開発、研究には実験無しでは出来ないという証拠ですね さあ、これを畑にもってきました。丸竹または水道パイプ(13mm)の 空洞に差し込みます。今日は曇り、寒い北風が吹いていました <廻るかな?> <すごい~♪> 回転が速いと怪我をしますので絶対に手を触れないで下さいね 用途としてはモグラ脅し、鳥脅し(羽根にラメ入りテープを貼る)に使用します。 <足下では早春の息吹が・・・> <余談>です 授業での製作はこれで終わりではありません。 この後、工学部の先生から 風車(ふうしゃ)一般の話を拝聴しました。 揚力、ベイムーイの定理、翼に働く揚力と抗力、失速状態とは、 風力エネルギー密度、風車から得られる動力等 航空力学を教わりましたが揚力、推力、抗力、合力、回転力のベクトル合成が出て何がなんだかよく解かりませんでした 要は飛行機はなぜ浮かぶのか? 風車はどういう角度で風向に向かえば(迎角)効率よく風を捉えるのか、風車発電用風車は羽根が2~3枚が一番、風を捉え易いということでした。 面白い講義でしたが、この理論は小中学校の生徒ではまだ無理かもしれません。 4回にわたり拙いレポートでしたが、最後までのお付き合いありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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