テーマ:アマチュア無線を楽しむ(138)
カテゴリ:アマチュア無線
今年も定例の春?の「米子アマチュア無線赤十字奉仕団」の屋外での移動運用訓練を行いました。
遠方の会員で20kmから近場の会員もすべてが無線室(市役所3Fに設置)に集合して無線機材一式を手際よく運び出して目的地20km今回の運用地:境港夢みなと公園まで運搬して 直ちに設営となりました 会場が近い人はわざわざ市役所まで来る理由は実際に「災害地で通信」となった場合に会員の誰もが持ち出しの稽古をしておかないと「災害発生!」となった場合に**会長、**会員が不在で解らないでは済まされないのです。 無線機材を持ち出すのは誰もが心得ていなくてはならない重要なことなのですね。 あいにくと梅雨の真っ最中で風は無風、湿度75%とむせるようでした 設営は公園の一部を借用して手際よく行います 電源も公園管理人の方に頼めば確保できるかも知れませんが、災害を想定しての訓練ですので 移動用発電機(携帯用発電機)で発電します。 アンテナも周辺部の樹木に結び付けて電波を発射できる「ツェップ式アンテナ」 注:その昔ドイツの「ツェッぺリン伯号」という気球がこのアンテナを搭載していたことから命名されたということです。 ここまでが災害用訓練です。 「災害通信のための通信」という事になりますと事前に日赤支部を通して各都道府県の日赤に周知しておかないとパニックが起こる可能性があるのですね。 「*月*日、*時~*時まで**赤十字奉仕団は「災害通信のための通信」の電波を発射しますから会員の方は自宅でもいいですから聞こえたら応対して下さい」 という連絡が団長まで入ると団長はメール等で会員に事前連絡するようになっています。 責任者は大変だなあと思いますね、各都道府県が年1回行っても4,50回という勘定になりますね。 昼食後、あいにくと午後からは梅雨前線の北上で雷雨となってしまってがっかりです。 電波も雷には弱いですね・・・・というよりも無線機、PCが雨に遭わせるわけには行かないのです。 半日陰の公園での運用ですからやむをえず撤収となりました。 それでも通信した数は30~40局だったようですね。 あいにくと伝播状態がイマイチだったようですし週末ともなるとアマチュア無線が下火となった今日でも全国的にはたくさんのファンが運用を楽しみにしておられます。 その隙間を縫うようにして周波数を確保しなくてはならないのですから大変なのです。 今日は早めの片付けとなりましたが「秋の移動運用訓練」は1泊して夜通しの運用としています。 エッ! 徹夜でやるのかって? まさか、オペレータ交代、交代で行うのです。 本日の移動運用訓練は「ゲゲゲの境港会場」からの運用でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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