カテゴリ:農業,園芸
前回にトリカブトをUPしましたが再度登場して今日の話題とします。
<トリカブト>10/31撮影・・・・助かった? 鉢植え「トリカブト」 10年前でしょうか?・・・・・園芸店で1本購入した園芸種です。 近郊の大山でもやや陽あたりの悪い場所でひっそりとしてショウシャに咲いているのをみかけます。 きっと陰樹(とはいわないかな?)の性格を持っていると思われます。 その後の園芸店でも殆んど見かけません大した管理もしないのですが毎年きれいな花を咲かすので大切に育ててきました。 「トリカブト事件」昭和の御世にこんな恐ろしい事件がありましたね NETでまだよく調べていないんですが根、球根に猛毒があるということ。 また種類によっては茎、葉にも・・・・・・・・・怖い話ですね 花粉にもあり空中で飛んできて被害に遭ったなんていいだしたらお笑いです。 ともあれこのトリカブトは宿根草です。 春先になって地面から蓬(よもぎ)のような葉っぱが出てだんだん伸びてきますがツル性ではありません大人の背丈までが限界のようですが支柱を立ててやらねば花の重さで倒伏します。 鉛筆大の太さの茎が人の腰くらいまで伸びていたのが猛暑が去るとまた伸びだしてその時の人の背の高さの半分から上の部分に葉と茎の間にパラパラと蕾をつけます。 勿論、頂点付近が蕾の団子状となって10月中旬頃からボツボツ割き始めます。 たくさんある蕾ですが撤花はしませんね。理由は簡単、勿体無いからです(笑) けっしてソメイのような咲き方はしませんから2週間以上も楽しめるというわけです 10年も同じ中庭で育てていたのですが(盗難にあって悪用される事を恐れました)だんだん繁殖して茎も毎年5,6本も出ていたのです・・・・・ その元気な茎が1本一夜のうちにしおれて(土地に水分はあるのですが)だんだん枯れてきたのです そうするとまた隣接の茎が同じ様に・・・・・?? その茎の株元がグラグラしているのです。 根元が半腐れ状態になっていてスポッと抜けますので花が付かないのも尤もです 何年も放置していたのでそろそろ植替え(株分け)頃かなと思いました。 きっとウイルスの仕業と思いキツイ殺菌剤消毒をしたのですが改善できませんでした 全滅したわけではありません、それでも何本かは見事な花を咲かせて冬篭りです(茎は根元から枯れてしまいます) 昨年の晩秋に全部掘り起こし(当然ゴム手袋使用です)て健康そうな球根を別な場所で植替え致しました、球根8つでした 勿論地植えですが万一を考え1個は鉢植えとして別な場所で管理(といっても殆んど投げっぱなしで水遣り程度です) 寒い冬が過ぎると今春一斉に新芽が出てきました、嬉しかったですね 今度の場所は前より水はけの良いやや陽あたりの良い場所です しっかりと施肥してやっていたので以前の成育状態より好調でした 今年のあの猛暑にもビクともしませんでした、ところが突然8月25日になって・・・・・・・ 7本のうちの1本から昨年の病気(しおれ)が出てきたのです 「これはいかん!」早速消毒に掛かりました。葉茎、土にもたっぷりとです 残念ながら効果はありませんでした 1本、1本、また1本・・・・・遂に最後の1本まで目の前で次々と全滅してしまったのです <全滅>ここに支柱で支えた元気なトリカブトがあったのに 11/10撮 -------------------------------------------------------------- ところが鉢植えの1本はその病気が現れません、この球根ももともと同じ場所の株分けですので「ヤバイ!」と思ったのですが 開花の時期を向かえ団子状の花がビッシリと付いていましたが、幸いに次から次へと咲いてくれています <鉢植え>1本は助かって元気です11/10撮 ※冒頭の写真と同じものです(撮影日は違いますが・・・) <私の教訓> 株分け時は出来るだけ 残ったものは最低1年は予備として場所を変えて植えておく しかしあの病はいったい何者なんでしょうまだ土中にいるのでしょうか 雑草は憎たらしいほど元気ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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