カテゴリ:ふるさとわが町
神社の掃討作戦も済んで一安心していたら若者の一人が早朝自宅にやってきました
「もう一本の杉木を倒して欲しい」と自分たちの世代になったら管理をしないようになるという理由のようです <大杉> これに集団のカラスが留まって鳴くと気持ち悪いですヨ すぐ役員会を開催して協議した結果「それでは、もうひと働きしよう」ということになりました 既にこの作業は終わってしまったのですが22日に相談して決行日は2日後の24日と決まった。 早すぎますね・・・・ *縁起を担いで「大安」を選びました、やはり日本人です、こだわりがあるんですね 地区内には各戸に連絡用有線放送設備があります。 「自治会長からお願いの放送をいたします、先般の定例会で皆さんにお話した神社の残った1本杉の処分はお預けとしていましたが役員会の結果、先日に引き続いて倒木することと決定しました」 「日時は大安の日を選んで24日、8時半と決定しました。今回の作業は平日でもあって有志の方で実行することとなりましたので手空きの方で志のあるお方は定刻に現場にご集合下さい」 「なお、今回の作業は欠部金(欠席料)の対象外とさせていただきます」・・・・と 当日となりました、寒かったですが快晴でした。体が震えます・・・ 武者震いです 役員(5人)は勿論のこと事前に根回ししておいた方は2名・・・・合計7人で十分始末できたんですが・・・ 5人もの有志がチェンソー、鋸をもって助っ人にやってきてくれました嬉しかったです。 合計12人です。 お神酒を根元に差上げ「切らせてもらいますよ」と皆さんもご相伴です ※儀式なんです 前回の杉より高さは変りませんが太さは8割程度なので気分的には楽でした。 杉の木はの状態は4,5度ほどお篭り堂の方に傾いていたのですが・・・・・ 1.樹高8m付近の所でワイヤーロープ25mを結んで倒したい方向にトラクターを配置させある程度張力が効いたらブレーキをかけますがOPはエンジンを駆けつづけ乗車したままです。 ※いざ! という時の即応体制です <私がOPです> 万全の体制で大木を見張ります、スタートです! 根元が水田より低い位置にあるので肝心な木こりさんはこの位置では見えません 細いロープに見えますがこれでも2トン用のワイヤロープです 2.木こりさんはワイヤー方向側の木元を1/5程度クサビ状にチェンソーで切断します 3・2が終わったら今度は反対側から2で行った方向と平行にチェンソーで切り続けます 4・(1/3程度切断したら一休みして全体の姿をよく監査して修正します) 5・このまま切断するとロープの張力が効いているので危険はないのですが狙った位置には倒せません 6.だんだん切って行くと木の重みでチェンソーの歯が食い込んで鈍くなります、少し引っ張れ・・・と連絡が入ります (無線機を使用します・・・口頭、伝達では時間ロスが発生してなんです) 7.トラクターOPはジワッーと引っ張ります(専ら木こりさんのいう通りにします) 8.木こり「起きてきたぞ、イマダ! 一気にヤレーッ!」 9.トラクターOPはアクセルを踏み込んで一気にバックします。 大木は鈍い音を立ててドタッ!と予定地から1mも違いません 10.難なく無事に倒木しましたがその間はスリル満点です <おみごと>氏神さん、榊は無傷です、右にも祠があるのですがOKです 直径52cm 皆さんその間は安全な場所で観覧者です 思わず拍手が起こりました *怖いものは見たいものですね 後は寄ってタカって枝落し、胴切りです 今回は主木は道端までトラクターで引っ張って4m単位で切断しました。 ※ 此方では1間=1.96m 関西間(かんさいま)を採用しています。 枝等は今回はすることは止めました、来年の正月行事の「とんど焼き」に使用したいと思います。 境内ははこんなに明るくなりました しかし・・・周辺は雑種地、竹薮なんです困ったものです 最後までお付き合いありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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