カテゴリ:ふるさとわが町
毎月の「男の料理」が9日、「いもにかい」が12日 と思ったら「食生活改善推進委委員会」の会長さんが泣きそうな顔をして我が家にやってきました
「高齢者の食生活」についての事業計画がやっと承認されたので急で申し訳ないが参加してくれないかということでした エッ私が高齢者! 一口に言って高齢者と云っても前期、後期が頭に付くらしいですね。 話はこうなんです ------------------------------------------ 「65歳以上の前期高齢者が料理を作りそれを後期高齢者に試食してもらう、指導は推進委員で行います」と・・・・今年の重点施策行事です 文書で募集しても誰も希望が無かったのでこうして家庭訪問して頼みに来たのだそうです。 そこで会長さんは我々の組織「男の料理」のメンバー動員が候補にあがったのです。 このような企画は米子市では始めての試みで先ず最初は会長さんのお膝元の出身のわが校区が選ばれたのだそうです。 そして人気があればこの行事を他校区にも拡大したいという希望を持っていると・・ 男の料理のメンバーは12人ですが全部集合は無理だから食生活委員と一緒にやろうということになっていました。 定刻に行くと先ず気の付いたことは米子市の食生活の幹部の婦人方が大勢ご主席で圧倒されてしまいました往年の美人さんのオンパレード・・・ 厨房は20人程度のご婦人と我々男6人が調理当番です。 やはり、研修会なんですね、座学講座です 即、厨房に直行ではなく別室で前期高齢者が集合して会長さんの挨拶、この会の目的、高齢期の食生活についての心がけを15分程度受講しました。 ※講師は会長さんです 殆んど忘れましたがメモがでてきました 1.三食は必ず食べること(欠食はいけません) 2.4,5品はとること 3.何でも食べて腹八分 4.水は飲もう・・・1.8~2リットル/日 5.減塩の心がけを忘れない ということです。 このお話を受講している時にボチボチと後期高齢者(75歳以上)がお集まりになりつつあるようでした(来賓室で公民館長が接待役です) いよいよ「調理実習」となりました 待ち構えていたかのように厨房では「推進委員」のご夫人が手ぐすねひいて我々の入場をお待ちになっておられました ハイッ**さんはA卓、○○さんはB卓、今津さんはC卓・・・に入ってください テキパキと気持ちがいいですね大勢の応援で1テーブルは6人ぐらいの大人数となりました。 厨房は(5卓×6人=30人) --------------------------------------------- <献立> どこのグループも同じです(材料はすべて4人前) 1.豚汁・・・・・・・・・・・・・ EG: 80K 塩分:0.9g 2.さんまの蒲焼き・・・・・・・・・・EG:179K 塩分:0.8g 3.青菜と切干し大根の辛しゴマ酢和え・EG: 50K 塩分:0.6g 4.ミルクプリーン~パイナップルソースEG: 67K 5.ごはん・・・・・・・・・・・・・・EG:231K 合計: EG:607K 塩分:2.3g K(キロカロリー) ----------------------------------------- 男の料理でも同じですが全ての献立を全員がマスター出きる訳がありません。 全て分業で他のメニューを見るユトリがありません任された事で精一杯なんです 私は「さんまの蒲焼き」を担当しました、勿論先生付で付き添いで一部始終教えていただきました。 サンマを3枚におろしていると「この方法からこのようにしたが早いですよ!」 おろしたサンマを半分に切り片栗粉をまぶしフライパンにサラダ油を熱し身のほうから焼くんですね 油がすぐ吸収されるものですからどうしたものかと思えば「もっと油を入れて!」 「そうか、最初の油を最後までKEEPすることは無理ですね」そんな分かったような事がサッと出来ないんですね。 私は「余分に入れたらいけないのではないか」とそんな想像をするのです 「こんがり焼目がつくまで突かない方がいいですよ!」 こんな会話が彼方此方で聞こえます。賑やかです・・・・・ 器にサンマと付け合せの野菜(ブロッコリー、ミニトマト)を盛り付けて完了! これが今日の献立では一番ボリュームがありそうでした。 他の卓をみると上記のメニューでテンヤワンヤの賑わいでありました。 <揃った> 出来上がりから二階の大広場に運んで・・・・揃ったところで後期高齢者に入場していただいて全員でおいしくいただきました。 「適量でずいぶんと美味しかった」の評判でした 食後はみなさんと懇談、腹ごなしで屋内競技の 輪投げ、歌留多取りで遊びました。 <余談ですが> この組織(食生活改善推進委員)の他に「在宅福祉委員」という役職があります 校区に居住する独居老人に昼食の出前サービスです・・・・スーパーで昼食を買って持参するのではなく公民館で料理をして宅配なんです それも「ハイッお待ちどうさまでした、空は洗わなくても良いですよでは先をいそぎますから」ではダメなんだそうです 一人暮らしだから「話相手になってやってください」 この運搬役は民生委員、社会福祉協議会幹部、在宅福祉委員が担当します。 高齢者時代の日本がすでに突入しているのですね。 ここ2,3回の料理教室でつくづくとそのように感じました。 いくら予算を使っても心が満たされなければ満点とはいえません。 「言うは易し行うは難し」ボランティアの方には心からの感謝ですね 誰かが云っていました「金儲けなら誰でもできる世の中で一番尊い人は無報酬で人のために尽くす人だ」・・・・と これからはこのような方が真っ先に表彰、勲章をさし上げたいですね エライ先生方もボランティア参加を義務化にしたら如何かと思った次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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