カテゴリ:農業,園芸
トリカブトといえばすぐ思い出す「トリカブト殺人事件」※ですね。
いつの事でしたやら昭和時代だったでしょうか? 名前からしてなんとなく怪しげな名前ですから容易に覚えやすいですね。 特に球根部が猛毒とやら葉も茎もそうなんだそうです。 しかしこのトリカブトは栽培禁止植物ではありません念のため・・・ 不思議ですね ケシは大麻取締法、オオキンケイギクは栽培、譲渡禁止となっているのに トリカブトはノーマークと云うのは解せませんね 数年前にホームセンタで購入したのですが株が太くなってしまって鉢から裏庭の花壇に下ろしました。 夏ごろから茎がどんどん伸びて背丈くらいになり頂部周辺にたくさんの花芽がついてこの頃開花となります <3年前>団子状態となって咲き乱れています 冬にはこの茎は木化して枯れてしまいますが球根が残り来春またそこから芽吹きが始まり・・・・ そんな繰り返しだったのですが2年前ごろから立派な花芽を付けながら茎全体が萎れて枯れる現象が現れてきました。 病気かな? よく見ると球根部の一部がドロドロとなって腐っていましたので効きそうな農薬の殺菌剤を散布しました。 球根は猛毒! と聞いているのに蛆虫のようなものも寄生していました。 柴犬もこの庭で遊びますし2孫がよちよち歩きを始めた頃でした すでに球根も4,5ほどに増えていましたので危険も考慮して総てを掘り返しもっと野生的で安全な場所に2か所に分散して移植してしました、これで一安心です しかし原因不明の枯れる病気は止まりません・・・・外観では別に異常は見当たらないのですが移植した1か所は全て枯れてしまったのですが残りの1か所は何とか助かってその年は花が咲きました。 ----------------------------------------- 云い遅れましたが開花後はサヤ状の中にたくさんの種子を付けますが茎が枯れてしまいますのでそのまま茎の部分を切って枯草と一緒に焼却していました。 このたくさんの種子を少し保管していましたので次の春先に鉢撒きしたらなんとまあ発芽したではありませんか てっきりこのトリカブトは球根が増え株分けで増やすものとばかり思っていました。 こうして大切に育てて2年、根元が球根らしきものが付いたのでさっそく一本ずつ株分けして支柱を立てて花芽の着くのを待ったのが今年の夏・・・雑草とり、水遣り、薄い肥料も数回・・・・ 日陰で育てたら小振りながらあの独特のカブト姿の花が咲きました。 <栽培場?>竹藪の下で日当たりは避けて陰樹として育てました <近寄って>3個の花 加藤清正愛用の烏帽子兜です しかしあの病気らしき現象はいったい何物だったのでしょうね。 WEBで検索したら栽培されているお方もあるみたいですね、そのなかにあの現象を探してみたらどうも同じ病気があるみたいですね? <鉢植え>なんとなくナヨナヨしています ホームセンタで購入し放任栽培で10年間でただの2本、1本も枯れることがなかったですからね(繁殖力は弱そうです) 消毒と移植で全滅寸前でやっと一矢報いた感じです。 この開花は現場に行ってのみ鑑賞しています、切り花にして「家に持ち帰って・・・」 そんな物騒なこと考えたこともありません 自分でも不思議ですが何故こんな植物を栽培する理由・・・・ 近所でお持ちでないことの優越感!かといって誰にも自慢したことがありません。 怖いもの見たさ?・・・そんな単純さかもしれませんね ※トリカブト保険金殺人事件(トリカブトほけんきんさつじんじけん)とは、1986年5月20日に発生した保険金を目当てにした殺人事件(ウキペディアより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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