カテゴリ:ふるさとわが町
4月1日、早々日曜日と重なってしまって当地区は恒例の市内一斉清掃です
昭和時代から一斉清掃に関わらず集合時間は午前8時としていたのですが3年前から一般会社と同じく8:30となりました 昔の集落の共同作業は子供を出させておいて親は家業に専念するというズルイ家庭もあったようですね 本人には向かって苦情を云わなかったのですが家族そろっての夕食時にはそれが良い肴としたものでした。 しかし考えてみると数年も経つと立派な大人に成長して同年の友人と較べれば手際よくいつしか地区の働き者となっているのを見かける時、「あの家庭は子供の家庭教育を考えての事だっただろうか?」 なんてお人好しは考えます 平成初期からわが地区も国の援助で「農村集落排水事業」が行われ環境が一変しました 蚊、ハエも殆んどいなくなり川水も昔の透明度を取り戻しました。 -------------------------------- ところがです。 子供の頃遊んだ川魚は帰ってこないのです めだか、ふな、こい、なまず、あゆ、毛蟹、タニシ、ほたる・・・・激減しました。 この動物が繁殖していた頃は農薬の規制はほとんど無かったように思います。 確かに田圃に農薬を散布することは残留農薬が蓄積して後年人体を蝕むことになる という警告は聴かれない時代でした。 不思議な事に農薬浸けの時代の方がよほど川の動物が生息していたのは確かです ※農薬が良いといっているのではありません、その頃は耕地整理は始まっていなかった時代です 最近では上述の矛盾した奇妙な現象が続いています。 原因調査を大学に依頼しているそうですが・・・・・ 素人の私にでもわかる事があります 1.構造改善事業(耕地整理)にとって用、排水路が直管コンクリートになり、稲作栽培期以外は水を流さない乾いた水路となって魚が棲めない 2.沼地が埋め立てられ排水施設が完備され生物が棲める環境が無くなった。 決して除草剤、農薬が生物を激減しているとは思えないのです。 <鮎の激減について>噂話ていどに聞いて下さい 鮎のエサは川床のごろ石に生えた青コケを主食としていますがその主食がまるっきり付いていないのだそうです。 川の透明度が昔の水質に帰ったのに・・・・不思議ですね 「きっと、集落排水設備から流される浄化水が何らかの影響を与えているかもしれんな・・・」 まことしやかに・・・・そんな噂が耳にされるようになりました 本当かウソか私には解りません、その決着は解決したのかも解りません。 だが確実の言えることはあれだけ人工放流するのにだんだん漁獲が減ってくるという事は不思議でならないのです 少子高齢化が進んで昔みたいにのんびりと「川遊び」する人も激減したのも事実です。 ---------------------------------------- 1日の一斉清掃の範囲は「地区内の生活道路、側溝さらえ、及び農道のゴミ拾い」です 年2回と慣れたもので2時間程度で終了となりました。 さすがに古タイヤ、自転車なんて化け物を捨てる人は無くなったようで喜んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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