カテゴリ:農業,園芸
早春に芽づいて連休の最初頃には清楚な花を咲かすおなじみ小生のBLOGの背景絵と
なっています「ヤマシャク」のタネの播種期が今月頃と聞いて早速完熟した2房の実を冷蔵庫から取り出してきました --------------------------------------- わずか2,3日しか生命がない花で一層哀れです このヤマシャク1年おきに2~3個の花が咲きますが毎年花を見るには種子が栄養を取るので母はわざわざまだ実の房が蒼いうちにもぎ取って捨ててしまっていました。 といって毎年咲いていたのではありません 所詮、管理次第で毎年咲くようになりました すでに茎の部分はこんな有様になっています
つまりお礼肥え、寒肥をやりさえすればさほど生育に気を配う必要はありません。 多年草ですので茎の部分は冬は枯れてしまっていますから大雪が降ろうが霜が降ろうがいっそうお構いなしなんです 球根類の殖やし方は株分けと相場が決まっているようですがNETでしらべるとそれが間違いであることが判りました。 株分けはこの花には向かないのだそうですね。専ら「実生」というから驚きました 実生が簡単に増やせるという事なんですが開花までは2、3年待たなければならないのだそうですね。 --------------------------- 完熟した房を2ケ大切にして湿気を入れて「冷蔵庫保管」しておいたものを取り出してきました。 昨年はそのままビニール袋にいれて軒先に吊るしておきましたので春先に生ったらペチャンコになってしまって使い物になりませんでした てっきり種蒔きは春と思いきやこの「秋分の日」ころだそうですね。 土を乾かさないよう地面を掘って植木鉢ごと地面に埋めかるく土を被せてておこうと思ったのですがそれでもと思ってNETでその方法を調べてみることにしたのです。 ------------------------------------ ところがです・・・房の中のタネは赤、青の2種類混在して真っ赤な種はダミーで発芽しないで本物のタネは青色のだそうです クリック→ヤマシャクのタネの植え方 ※2枚目の写真をご覧ください そんな植物なんて有るのでしょうか? 半信半疑で保管していた房を割って見ることとしました。 1房目・・・・すべてが赤・・・・です 2房目・・・・これもまた赤・・・です この記事が本当なら(間違いないでしょうけどね)オール・スカということになります。 なんとツキのない事やら、残念やら、無念やら 無情ですね 「蒔かぬ種は生えぬと云いいつつも反面蒔いたら種から芽が出るのが当たり前」 なのですが、こんな植物があるなんて初めて自然の不思議さに驚いた次第です。 こんな植物は他にもあるかもしれませんが私は知りません おかげで来年の楽しみは半減しました しかし、撒く前からそれが解って良かったです、知らなかったらより落胆が強かったでしょうね レ・ミゼラブル・・「ああ無情」とはこの事かと思いました。 しょんぼりして元のヤマシャクに行ってみると、もう既に来年の新芽が形成されているのには嬉しくなりました でも、あの赤いダミー種子、どのように処分したらいいやら、ダメモトで植木鉢にでも植えておきましょうか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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