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また今年も「皆生トライアスロン大会」がやってきました。
トライアスロン 今ではどなたでも聞き慣れた競技で珍しくはありません。 今年で33回にもなるこの競技さぞかしマンネリに・・・・と思いきや 出場選手も減るどころか増加の傾向にあるようです 今年は個人の部:914名 団体の部:55チーム 出場申込書には 住所、氏名、年齢は勿論の事参加目的、経歴、医者の健康診断証明等添付があって最終的には書類審査(1次、2次)があると聞いています。 昭和56年その大会は始まりました。日本で何処の地域でもやっていないスポーツ 日本発祥の地「皆生トライアスロン」というのが自慢の宣伝文句です。 その第1回目を偶然にも見たおぼえがあります。 バイクのコースが私の水田地区の広域農道に設定されていたのでその連中に出会ったのです。 当時そんなニュースは話題ではありませんので知る由もありません。 私は畦畔の草刈の途中でした、妙な格好をした連中が次々と農道の登坂路をノソノソバイクに乗って、引っ張って、カーブでは団子になって転倒したり・・・・ 「暴走族の昼間の遊びかな!」 それにしてもオートバイと相場は決っているのに自転車とはそして一風変ったヘルメット、ちっぽけな自転車に乗って何をする気だろう それが第一回の曖昧な記憶です 何回目からでしょうか、我が**公社も民営化となり世間さまとのお付き合いをせねばならぬので後援会、寄付、選手派遣、通信ボランティアの参加等に寄与してきました。 当時私は3名でバイクの折り返し点での通過時間、順位報告を本部に報告する通信班担当を請け負っていました。 まだが普及していな時代でしたから1策を講じました アマチュア無線で山上局にマスター局を配置してそこから各ASに一斉通知、指令、報告も出来るだろうという発案で当時の電波管理局に諾否を尋ねたら「アマチュア無線の運用規則に違反する」という理由であっさりと断られてしまったという苦い経験をしました しかしもう既にこの頃は全国ダイヤル即時通話が完成していましたから何処の山奥でも道路には必ず電柱があり電話ケーブルが敷設してありますのでそこから電話線を引きだして電話機、FAXの2回線を確保してこの任務にあたりました さて競技の事は選手が団子状態になってやってきた場合はゼッケンNOを読み取ることが不可能です 招待選手、本部指定選手すら把握できないのです なんのための通信班か! 所詮不可能な事をせよとはけしからん!と気を悪くしたのですが 「可能な範囲でいいから続行してくれ」との本部からの要請で気を取直し考え付いたのは次回からですが・・・・ テープレコーダに実況放送のアナウンサーの真似事でゼッケンNOを吹き込んでおいて選手通過がまばらの時に巻き戻して聞き取っていくという事を思いついたり色々な迷案を考えたりしましたが 何回か担当するうちに最終的には次のような報告です 「**時**分:10名通過ゼッケン**、***、後8名不明なり」 最初からこの程度で良かったのです なぜって局面は常に動いていますから1ポイントだけを詳細に報告しても所詮意味がない事なのです <余談がすぎました> 早朝から微風があり気温もまずまず時折陽が差す絶好のコンディションです。 猛暑を想定してか? 丘の上では「水を補給して下さい」としきりに呼びかける役員も配置されていました。 よほど猛暑が気になったのでしょうね 今年も我が家の近くの広域農道の登坂路で撮りました。 郡部をターンして米子市に入った所に起伏の激しい箇所が4,5ほどあるのですが最終の5番目で一番辛い坂です。 <4連写です>勢いよく登って来ますがだんだんと速度が落ちるのを狙います
あまり望遠を効かさないようにします。ピントは中央サングラスの選手 殆んどこの機能を利用して撮りました。 さて、次の写真をご覧下さい、選手ではありません右の応援の皆さんに注目です。 ここはAS(エイドステーション)ではありませんので選手には何も差し上げることは出来ません が、しかしこの連中は最初から終わるまでの2時間弱ズッと「頑張れ」「ファイト**番」と通過選手の全員に拍手しながらの連呼です **さんの応援団かなと想像したのですがそんな連中はとっくに次のお目当てに移動していますのでだんだんと人数もまばらになって来ます。最初は超満員でした。 だがしかし、この連中はひっきりなしの声援です。 ASで飲料、食料をサービスするだけがボランティアではありません、このような地味なボランティアもあることを初めて知りました こういう人たちの支えがあってこそ大会は盛り上がり選手も感謝しながらのレースを楽しんでいるのだなあと思うと胸が熱くなりました <がんばれ!> ボランティアここにも在り <追記>翌日15日、2時間にわたり記録的な豪雨です・・・・14日で良かった、 天の神様は近年はおふざけが過ぎるようですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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