カテゴリ:ふるさとわが町
私の区域(校区内)を流れている河川には大小3つの川が在ります。
(岡山県-鳥取県)県境を源とする1級河川の日野川(岡山県側は高梁川)があります集落より1.5kmk北方の他校区との境界を川幅300mで流れています。 それとは別に他に2本の河川があって、生活排水河川として人がこの土地に定着して以来ずっと生活用水として利用してきたと思われ低地を流れる自然川です。 この川は2km下流では日野川と合流して日本海に注ぎます。 約200haの水田の排水用、堰をして水田の用水用、また4集落の雨水等 多目的に使用されてこの川と共に生活をしてきました 30年ほど前までは蛇行して流れていたこの大川(といいます)はひとたび大雨が降るとあちこちで溢れて犠牲者は出なかったものの土地の低い地域では床下浸水、水田水没が度々起こり彼方此方の水田は増水した水に浸かっていました 昭和52年から始まった農地の区画整備事業でこの大川も事業と一緒に改修となって現在に至っています。 たびたび起きる洪水の原因は狭い川幅と蛇行が原因でしたので一直線となりました。 < 「溢水は早めに流してしまえ!」という考えでその後は水田の埋没、床下浸水もめったに起こらなくなりました。 しかし、増水した河川を見ると濁流が勢いよくゴウゴウと流れて近寄れず雨の止むのを待つより仕方がありませんでした さてこの大川、名前から察すれば大河を連想されるのではないでしょうか ところがです、誰が命名したやらこの大川は川床4m、地上面7m、満水時5m程度のちっぽけな何処にでもある川なのです <大川>常時は水深50cm程度の小川です(笑) 要するにこの川は我が地区から3km程度上流が水源となっていてさほどの大量の大水はなく、2km下流が日野川に流入する短距離の川なのですが・・・・・ 近年のゲリラ豪雨対策で決定されたのではありません、30年前の工事の残工事として計画され用地も確保されていたのですが「川幅の拡幅工事」がやっと本決まりとなり数年前からこの河川の工事が下流から行われてきて昨年度あたりから我が地区のエリアに着手されるようになりました この大川、わが集落と並行に流れその先に国道がありこれも平行に走っています。 集落に入るルートは背面の丘陵地帯からは3箇所、国道からは4か所、合計7か所もあるので通行には全く支障がありませんが農業用水にも使用しているため4月~9月までは工事が出来ません 農家の秋の取り入れが終了するのを待っていたかのように工事が始まりました 川幅が広くなるという事は橋の掛け替え工事が伴います 彼方此方で重機の騒音を聞きながらの生活ですが一向気になりません。 メインの橋は今春から行われていますが通行量も多く水道、下水管が通っていて目前に小学校も在ってバイパスの橋が設置されて現在この橋を通行しています
※直線が本来の道路、右にバイパス橋が作ってあります。 橋の掛け替えは付帯的な事ですが拡幅が主目的なのですので橋の工事は必是ですね。 このメインの橋の工事は春先から行っていますが現在も継続中です 2番目の橋は取り壊されて当分の間「交通止」となりました 僅か500m区間でこのような工事現場が4か所もあって非常に賑やかです。 少し、説明が長くなりました、この工事が完成するのは2年先だそうですが、長年の間「地区の一斉清掃」で春先の寒い日に膝まで浸かって清掃をしていました。 始めた当時は古タイヤ、自転車、雑誌等など収集したのですが最近ではこのゴミは殆んど見かけられなくなりました。 公徳心が向上したものと思われますが相変わらず空き缶の「ポイ捨テ」は変わりません。 金属は廃止して紙パックを使用したらいいのではしかも数か月で雨水に溶けるような紙パックを開発してくれたら最高なんですけどね。 この工事は来年3月末までとなっていますがこの日で終わる訳ではありません。 春の農繁期で水稲の準備には多量の水を要するために「工事中断」となります。 気の長い話ですが一向に不便は感じません、河川環境が良好になり桜並木土手でも出来れば最高だと思っています <お断り> デジカメ写真の原図を軽容量で撮ったために見苦しくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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