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Day by Day(その日 その日)

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2014/03/31
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カテゴリ:歴史を語る
世間では卒業、退職・・・年度末、そして4月からの新年度を迎え何かと多忙ですね
そのうえ消費税UPも気に障りなんとなくお花見もこの週末に風雨にたたられ、それにPCのXPが近々終了で踏んだり蹴ったりですねぷー

今気が付いたのですがこの楽天ブログの「日記のプレビュー」表示が変ったようです。

この方が作成途中でも「仕上げ感覚」で観られるので嬉しい事です。他にも進化しているところがあるのかもしれません。
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先日の「とっとり花回廊」を見物しての帰りに回り道をしてお馴染みの南大山に行ってみました。

視界がPM2.5の禍でイマイチはっきりしませんが兎角、春は霞が掛かったような空模様になります
  • 写真00175.jpg

2月なら素晴らしい視界が期待できるのですがそんな日は今年はなかった気がします
3月中ともなれば雪解けのシーズン、集落にはすでに雪はなくなって春の陽光がまぶしく差しています晴れ
大山も陽のあたる急斜面では黒い地肌が見えるようになり急速に雪解けが進んでいます。
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大山の帰り道、日野川のある現場を通ったので「なぞなぞ、ハテ・はてな」のつもりなのですが・・・

以前に紹介したのかも知れませんが「不思議な川石」を紹介します。
日野川は、鳥取県の西部に位置し南は中国山地の三国山(1,004m)を源流とし、北の河口部は日本海に流入する約77kmの県内最大の河川です。
この川はせっかちな川で中国山地での降雪が彼方此方で流れて融けて日野川となってに日本海に注ぎます。

鳥取県はご承知のように狭い面積がゆえにひとたび降ればこの川は濁流となって日本海に注ぎます。
  ※つまり・・・・タンゼント(正接)が大きいのですノート
調べておりませんがこの日野川も日本では流れの速い川の一つだと思います。

さて紹介する不思議な石とは別に心霊が宿ったなんていう話ではありませんバツ
とりあえず、「百聞は一見に如かず」で撮って来ましたのでご覧ください。
<全景>柳の影で石がはっきりとしませんね・・・・
  • 写真00189.jpg

  • 川に沿ってJR伯備線(米子ー岡山)、国道181号線が走っていますがこの辺りは集落はありません。

    見渡す限り山と川でなんの変哲もなく特徴を探せといっても所詮無理です。

    この川の中に重さ3~4トンの油石(あぶらいし)が在って、あら不思議?
    この4隅に均等に穴が開いているのですショック
    もっと近寄ってみましょうマラソン
    UP,UP>どうですか、見えますか?
  • 写真00188.jpg

  • 3穴が見えるようですが4つまでは見えないようですね・・・・・

    最接近>やっと見えてきました。カメラのいたずらで撮影場所は移動していません望遠でも銀塩カメラで150mm程度です
    • 写真00187.jpg
    • 4つも、同じ太さで、同じ間隔で開いていますね!?

      上流での豪族屋敷跡の礎石で柱の穴だったが洪水でここまで流されて来たのか!?
      昔のバスガイドさんはこの場所を通過すると決まったように説明したのですがマイク今では誰も気にする人はないようです。

      私も実は昭和37年ごろバスガイドさんから聞いた話をそのまましているのですがあれから数十年、穴は小さくも大きくもならず同じ場所にズッと居坐っていますわからん
      石はなにも語ってはくれません? 黙して語らず!ほえー 

      かってはこの日野川上流では砂鉄の生産の盛んな地域でした、出雲、伯耆の「たたら」業です

      中国山地の鉄は島根県の奥出雲地方,伯耆地方は日本を代表する大手製鉄業者が競ってたたらを吹き、日本の製鉄の中心地でありました。
      この地に製鉄業者が集まったのは、古くからこの周辺で良質の砂鉄が大量に採れたからなのです

      この地の砂鉄を原料にして刀、農具などの鉄器具を得ることは古代から行われていたようです。

      中国山地の山肌を大きなカンナで削ってそれを大量の川で洗って鉄を選別しハガネの行程までにするには多量の材木の燃料を要したと・・・・古書は述べていますノート

      下流の地域は砂鉄の影響でいつも血を流したように赤く、これが大蛇の血と言われたといい、ここから八岐大蛇(ヤマタのオロチ)伝説が起こったと云われています。
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      <解説>
       砂鉄を得るのに「鉄荒流し(かんならながし)」という技法を使った。各沢から水を集めて流れを作り、崖の下に穴を掘って、崖を崩して流す。川を流れる間に比重の差で砂鉄が分離される。大量の土砂が発生し、下流は大きな影響を受けた
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      この石穴もかって繁栄を誇った「たたら成金」の豪族の館跡であったのかも知れませんびっくり
      この石はR181より丸見えのところなので注意すれば下車しないでも見る事ができますスマイル

      なんの標識、説明もありませんのでヒョットすると見逃すのかもしれませんね。

      近くに 日の丸バス「柿原」停留所がありますバス

      私の生活行動範囲ではありませんが、通る時はいつも古代ロマンの繁栄を想像しながら通過します車





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    最終更新日  2014/03/31 11:30:22 PM
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