カテゴリ:自由欄
明治初期頃の建物を補修しながらなんとか持ちこたえていたのですが、今回思いきって改築することにしました(向こうの2階の納屋と手前の門、塀)
当節流行のリーフォームではありません。 道路に囲まれた建物で、当時の建築法なので「敷き石」を敷いてその上に土台をのせています。 コンクリート土台ならいいのだが荷重がアンバラだったり地震で動いたり、シロアリも入って防腐剤を塗ったり屋根地は、瓦はベタ敷き方式なので毎年ずれて、若い頃は「瓦突き」といって春先には屋根に上って1枚1枚を金鎚で突いたものだったりして思い出は尽きません。 門は「うだつ門」で壊すにはしのびないところだけど門幅が狭くてすれすれで軽トラが入り難く、天上はわずか2mなのでこれも老朽しているのでブロック塀にすることにしました。 先週から解体工事にとりかかりました <瓦おろし>屋根に上り1枚1枚の手作業です ------------------------------- <うだつ門>先日の再掲です うだつの木組みの構造は複雑な構造ではありません、うだつとは昔は防火壁だったようですが田舎では飾り門です 近所、知人から惜しまれたのですが大した価値のあるものではありません。 しかし100数年我家を見守ってくれたと思えば姿の一部でも残そうと瓦をとり外しておきました。 役瓦はせいぜいシャチとは言わないまでも立派なものを飾っていたなら嬉しいのですがお粗末なものです ここまでの作業は2日間手作業で行われました よく見ると道路部分、現存する建物を除いた部分が解体されていますね。 つぎの行程はいよいよ便利ツール・・・・「カニの爪?」で解体となります 最初からエイやっと解体すれば早いのにと思ったのですが・・・・・ 隣接する部分の一部の母屋には足場を組んでブルーシートが掛けられるのだそうです。 つまり、現存する建物にトバッチリが掛からぬための防御措置だったのです、さすがプロだと思いました ※2階建の両端と1階の庇の母屋側が解体されています。 週末の連続作業でしたので本日はお休みです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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