カテゴリ:農業,園芸
早いものでまた1週間が経ち解体作業は無事に終わりました。
手作業の1日を含めると3日掛かりました。 2日目が本格的な重機による建物解体、3日目が基礎、土台部分の石垣撤去です。 <2日目>重機のOPさんは部分的に細かく壊しその廃材で重機用の足場を作ったり高低調整をしたりしてなかなかテクニシャンです 解体された材木が彼方此方に散在していますがその寄せ集めは作業員が行うのでなくてこの重機(カニの手)が廃材の2-3mの梁の中央をしっかりと摘まみながらアームを前後、本体の向きを変えて同じようにアームを前後すれば、きれいに一個所に山積するのです うだつ門も <うだつ>あっけない最期!・・・・ご覧のとうりです 私はこういう仕事の世界には無縁でしたのでとても面白かったですね 何回か2トン運搬車が出たり入ったりしたのですがこの業界も分別運搬で行き先が異なるのだそうです。 燃えるものに対しては専用の焼却炉2基を所有しているのがこの会社の自慢の一つでした <3日目>基礎土台部分の撤去 この納屋は道路より5,60cmほど高い場所に在り、周囲を自然石で囲ってあるのでこれの撤去です。 この石は1km離れた日野川石のようです。 昔の事ですから大八車(だいはちぐるま)で何回も運搬したのだろうと先祖の苦労が偲ばれます 少し残しておいて花壇の囲い石にしようと思いますね 悪い事に、今まで何日も降らなかった雨がポツポツと降ってきたのです 土砂が流れた部分からまた新しい礎石が顏を出しました(笑) 一気に大降りとなったものですから彼方此方の水田もオーバーフローで農家の皆さんは水田の「堰はずし」に東奔西走、てんやわんやの大騒ぎでした。 それがだんだん本降りになり、どしゃ降りとなって稲妻が走りひどいで作業は休止。 その土砂が泥水となって道路に流れて散々なことになったのですがそれでも1時間程度で止んでくれたので助かりました 建物の土台も自然石を砕いて鉄道の枕木のようなものを作りそれを連結して土台としていました。 コンクリートが稀であった時代は全国津々浦々の建物がこの方式であったと思われます。 この敷石も剥ぐって撤去です この度はこれに代ってコンクリート壁、土台にするのでこの石類は全て撤去です。 この撤去石も砕石機にかけて粉砕して再利用するのだそうですね(自宅で再利用という事ではありませんが) この石の運搬が2,3回程で終えて周囲が土砂ばかりとなりました。 要するに、基礎部分が丸ハダカといった感じとなりました。 そんな悪夢の時間も去って4、5日の今日まで少しも降りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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