カテゴリ:健康
「ブログ下書き」12月11日からとりだして校正してのUPです、すでに回復しております。
「めまい体験記」です 先月の土曜日(11月22日)の小春日和の朝、自宅でフラフラとめまいがしてそのまま座り込んで動けなくなった 数日前からその余震は一日置きに1回の割であったのだが10秒程度で治るので・・・ とうとう本震がやって来た。 今回は座り込んだまま完全に平衡感覚が麻痺して動けなくなってしまった。 坐り込んだのが台所の近くのセメントの土間であったのが幸いで女房を呼ぶことが出来た。 平常ならこの女房殿、大きな地声で呼ばなければけっして応答してくれない(男性の低周波数には鈍感)が3回の地声で異常を察して跳んできた。 「そんな所でうずくまらないで座敷に上がったら・・・さあ、私の肩にサバって」と それが少しも出来ない、そのままななら手足は伸縮自由自在なのだ? いろいろ試してみるに頭を動かすと(頭が動くと)めまいが増長されることが解った。 だから、とても女房の肩に身体を預けることが出来ない、そのままじっと目をつむっている方が楽なのだ。 少し、目を開けてみると飛び込んでくるものが全てグルグル廻って(コマのような廻り方でなくランダム的な廻り方) 気分が最高に悪い! じっとうずくまったまま、携帯電話で甥(某総合病院整形外科医)と会話も出来た しかしながら「頭痛、吐き気、血圧、言語障害」に支障はなく意外と冷静であったには自分ながら驚く 2時間半そのままで回復を待ったがどうにもならずカエルの姿の四つん這いになりわずか5mを一気に這って台所までたどり着いたら義息子が到着、そのままの腕力をたよりに車に搭乗し救急外来へ! 救急外来のMRI検査で「脳梗塞、腫瘍等の異常なし」の判定で一安心だったが、グルグルまわって注射2本でも少しも楽にならない、看護婦さん「たいていの方なら1本で眠ってしまって楽になるのですがあなたは2本でも効きませんねえ?」と笑いながらいう。 「脳に異常がないのですが症状からして帰宅は不可能です、耳鼻科に廻して入院手続きをとります」 そのまま入院という事となった どうも疲れが原因で耳の「前庭部神経炎」もどきの病名らしい 「年寄の冷や水」とはこの事で恥ずかしながら「屋外のシックイ塗りの奮闘」が原因かと思われます 後から解ったのですが左官さんの友人が「脚立の上下作業でこのようになった友人がある」という興味ある事を聞きました。 -------------------- さて、その症状は目をつむっていなければ対象物が廻るので非常に不愉快だ、大の字になって眠るのが精一杯でお見舞いを受けても一度拝顔して目を閉じて口で応対しかできない。 その夜は少しも眠れなかったものの、一夜明けるとわずかではあるが楽にはなったがトイレには行けない。 そのままで動かなければ楽なのだが身体を少しでも動かすと(連動して頭も動くので)頭がグラグラする。 歩行器でやっと近くのトイレに行けたのが3日目であった 連休も終わって耳鼻科の検査は聴力検査だけでこれも異常なし? 毎日の治療は40ccのめまい止め注射のみ・・・飲み薬なし? ------------------------- 4日目からは歩行訓練、「毎日20%UPしながら病棟の廊下で少しずつ練習して下さい」 しかし、人間の回復力というものは大したものだ、あれだけのものが日増しに少しずつではあるが改善されよたよたながら歩けるようになり退院したのが10日目だった ----------------------------------------- 主治医との会話で参考になった事 ・脳が遣られれば本人は反って気分は楽である、脳に異状がないとそれだけ脳は過敏に反応したのだ ・メヌエル病を疑ったがその兆候はない、特徴としてそれは吐き気を伴う ・めまいの原因はさまざま在って研究が確立していない、その時に脳を解剖してみることができないからだ ・めまいの原因は心身の疲れ、過労、睡眠不足、ストレス、メヌエル病------ ・めまいは1回で終わらなく何回か繰り返される ・風邪を引いて疲労が重なるとこのめまいは起こりやすい ・地震で例えるなら余震が数回あって本震が起り薬治治療(カリクレイン錠、トリノシン顆粒、メチコパール)でも余震があるが、だんだん少なくなって終息する ・退院後は屋敷周りで歩行訓練をすること、惰ると回復まで長期間を要す ------------------------------------------------- 退院して10日程になるが(註 12/28現在1ケ月です)、2週間ほど三食後の飲み薬の他に緊急時のトンプクをもらってヒヤヒヤの毎日である 「歩行練習を毎日10%ずつUPしてハビリに励んでいるが退院後は生憎と師走寒波の襲来!とても歩行訓練なんて出来そうもない、家の中で歩いてみたが部屋、部屋には角、角があり90度身体をひねると頭がフラッとする。 入院中では病棟内での通路は直線なので簡単に歩けたのだがとんだ誤算であった。 夜間はトイレ中でのメマイは危険と察し、尿器の世話になっている現状だが少しずつではあるが精気を戻しつつあることは有難い 最後までのお付き合い、ありがとうございました (お断り)この記事は12月10日頃のものです。今では殆んど回復していますので他事ながらご安心ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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