カテゴリ:農業,園芸
1月のブログでカイガラ虫のことをUPしましたが、今回はその続編です。
マシン油の散布は2月中旬の良く晴れた日に2回目散布をして同じやり方で行いました。 ところが、近づいてよく観察するにまったく現状のままでカイガラ虫は枝についたままです
薬が効いたならカイガラ虫は地面にその姿でバラバラと白くなっているはずです マシン油はベッタリとカイガラに付着し気門、気孔?を塞いで窒息死させる効果、との効能書きなのですが 蝋分を剝離してしまうのが石灰硫黄合剤なのですが、これを散布したのではなかったのです。 PCで検索するにこのカイガラ虫、決定的な駆除薬、方法はないということを薄々と感じ始めています。 それなら、手当たりしだいの実験でいじめてやろうと思いつきました 畑の畔に腰ぐらいの実験には格好の樹木(スモークツリー) 当初は8倍に薄めた石灰硫黄合剤を散布したのですが、今回は原液を筆でもって一匹、一匹づつ入念に塗ったのです 明日は啓蟄、今年は大雪こそありませんが、ぐずついた空模様の連続で、さぞかし冬眠から虫たちもまだためらっていることでしょう それにしてもこのカイガラ虫、地に潜る事もなく冬の3ケ月間風雪にさらされ、じっと春の訪れを待っているなんてなんとした生物であろうかとつくづく感じる次第です <酢酸の余談>クズの蔦、カズラの繁茂には困ります。自宅の水田の一部が雑木林と隣接していてそこに彼方此方でクズが畦を這い回ろうとします。途中、途中での葉の付け根部分からランナーを出してそこからまた新芽が出て放置しておけば手も付けられなくなります この退治には専門薬も販売されていますが、この酢酸原液を使用します。 この蔦の根元までを辿って地面3,4cm上で切断。 切断面を当て版をあててカナズチ等で数回打撲しグチャグチャ状態にさせ、そこに酢酸の原液をタップリと筆で塗りつけます。 やがては根元から枯れて地下茎まで枯れてしまいます。 クズの根は彼方此方、十数本も在るものですから、原液を塗ったか否かは解からなくなる恐れがあるので予め酢酸にインクでも入れて着色しておけば、塗ったか否かがよく解かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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