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先々月(5月)以来の久しぶりのUPとなりました 画面が広くなったり、高機能エディタが追加されてさぞかし見栄えの良い画面が表現されることでしょうが追々勉強することにして、従来のやり方でPCに向かっています。 長い間、ご無沙汰してしまいましたが、この春から体調をくずして入院! 50日ぶりに退院したのは良かったのですが、退院後約2週間後に外来受診に出掛けてみると 春先き頃の激烈な症状ではなかったのですが血液検査の結果「肝臓に異常値」が発見されました。 詳細は省略しますが成人基準値(13~33U/L)をはるかにして470になっていたのです 退院頃はこの値が70でだんだんと下降気味だし他のデータも正常値に近いために退院しておとなしく静養していたのですが、またぞろ入院となってしまったのです 医大でも原因はハッキリとは解からずじまいの退院でしたので後日、肝臓の精密検診の予約をしていたところだったのですが、再入院を機に大急ぎでそれを行う事にしました。 それは肝精(生)検というのですが、肝臓に麻酔をして長い専用注射針でその組織の断層を取出して顕微鏡等で調べる検査です。 勿論すぐには結果は判りません、10日程は治療しないまま安静にして過ごしました。 なので、あの470という数値は採血の度に上下していました。 しかし、どんどん上がって行くわけでもなかったので一安心でした 医大では現在でも「白い巨塔?」がありますが、長い入院生活でしたので「**さん、原因が判りましたよ、しかしこれは3,40代のご婦人がかかる病ですが、珍しいですね」と笑いながら話されました 「それは主治医から聞いて下さい、薬事治療で治りますからね」ゾロゾロと研修生、医者の卵たちも聞いていました 回診を終えてやって来た主治医から一部始終を聞いて「やれやれ、これで一安心!」 ※自分の免疫で自分の肝臓を傷めているという少し変わった病だそうですが「ステロイド剤」で殆んど正常になると聞いてまた一安心です。 実はこのステロイド剤、2年前の腎臓ネフローゼで50日間、他の病院で治療して完治しているのですが、またその薬の世話になることになってしまいました。 もっと素晴らしい、新薬だと想像したのですが「大山鳴動ネズミ一匹」でガッカリもしたのも事実です。 さっそく、治療開始となりました。治療だなんて毎朝この薬を10錠服薬するのが一日の治療工程です。 ---------------- このステロイド剤は幅広い炎症緩和、免疫抑制作用に絶対的な効果のある薬なのですが、反面副作用も多くある薬なのです。 睡眠不足、血糖コントロールを悪くしたり、やたらと食欲増進になったり、興奮、気分が落ち込む、精神変調 まあそれは良としても正常の免疫も抑制されるために、感染症に掛かりやすくなります。 一日4錠で感染症が約2倍の頻度となるという報告もあって食事以外はマスクで過ごさなくてはなりません。 ゴロゴロと寝てばかりいては体力も落ちるので廊下を往復して現状維持に努めたいのですが、それも思うようにはいきません。まして「外出願い」なんてもっての外です(笑) さすがに強力な薬ですね、薬効あってかあの470が1週間で95にまで下降してしまいました。 そして次週からは薬を10錠→8錠と2錠減らして経過観察です(1週間に2回採血)これの繰り返しを続けてまる2週間で基準値内に納まってしまいました しかし、途端に服薬を中止すると体内(副腎)での分泌は休んでいるため、急激な身体の変調が起こりショックを起こすことがあり、徐々に減量していきます。 正常値になって3週間近くなるのですが今でも4錠服薬しています(皆さんより50%感染症に掛りやすくなっています) 日常生活においても人混みを避け、外出から帰った時は手洗い、うがいを行うよう指導されています 陰鬱な「お宅族」みたいですが已むを得ないのです。 これから夏本番、色々と楽しいイベント等メジロ押しですが「ジット、我慢!」が秋口まで続くだろうと覚悟しています。 来週、外来再診なのですが、「今度は間違いあるまい」と摂生に心掛けているところです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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