カテゴリ:気象、天文
<秋分の日出前>自宅からの方角は真東です、大山頂上が写っています
先週は「シルバーウィーク」とか聞きなれない言葉で土曜日を合せると5連休でした。 その中身は、この土曜日がスタートとなり日曜日、敬老の日(月)、国民の休日(火)、秋分の日(水) これは、時代とともに改正を重ねて現在にいたっていますが起点は 国民の祝日に関する法律 施行:昭和二十三年七月二十日 です。 話は跳びますがすのこの2条に祝日名とその意義が記してあります。 ・元日:1月1日 年のはじめを祝う。 < 略 > ・春分の日: その意義は:自然をたたえ、生物をいつくしむ。 < 略 > ・秋分の日: その意義は:祖先を敬い、なくなった人々をしのぶ。 <後略> となっています。 「祖先を敬う」と言うことは春と秋も同じなのですがそのウエイトが違うのでしょうか? 意義どおりに解釈すれば春はお墓参りは省略してもいいのではないかと皮肉りたくなりますね。 このように意義を2つに分けるなら春を祖先を敬い、なくなった・・・・として 秋分の日を秋を自然をたたえ、生物をいつくしむ・・・・ としたほうがわれわれは楽ではないかと思います。 何故って8月が猛暑の中、お盆行事が数日続いて、やっと済んだかと思いきや、一月経つとまた仏事行事の秋のお彼岸です。また来たか・・・・と言う感じがしませんか? しかし、法律の意義がどうであれ殆どの方が春秋隔てなくお彼岸ですのでお墓参りはされると思います さてその彼岸とはどんな意味なんか調べてみるとたくさんのWEBがありました。 そのひとつを拝借するとこのように解説させています。 「お彼岸」 「彼岸」とは仏教用語で「向こう岸」という意味で、いわゆる極楽浄土をさします。 ちなみに「彼岸」の対語は「此岸(しがん)」といって、「こちらの岸」という意味です。そう、いわゆる娑婆の事です。 何故春分秋分の日を中心に「お彼岸」とされるかというと、多くの仏教では極楽浄土は西方十万億土の彼方にあると考えられています。 従って太陽が真西に沈むこの日は極楽浄土の方角がはっきりわかるので、「お彼岸」の期間には仏事法要が盛んに営まれるのだそうです。 ーーーーーーーーーーーーーーー さて、冒頭の「シルバーウィーク」なる語原ですが・・・・ 2009年に初めて「秋に大型連休が出来る!」となった際に、三菱テクノサービスが「この連休に名前を付けるとすれば何?」というアンケート調査を行った。その結果が「シルバーウィーク」が第一位になって、これがメディアに多く取り上げられたのがそもそものきっかけなんだそうです。 「春」がゴールデンウィーク=金 それにあやかって秋は「銀=シルバーウィーク」と呼ばれるようになった。 しかし、どうもこの名称は気持ちよく聞けないのです ・シルバーと聞くと昔の頃は、英和辞典=銀を連想したのですが近年では言葉が巧みに利用されていますから”老人”、シルバーマーク等を連想しますし、老人の日はそもそも9/15だったのが20日の日曜日にくっ付けて連休としたかったのでしょうか? 「シルバーウィーク」なんとなく皮肉に聞こえるのは私だけでしょうか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <秋分の日出>冒頭の写真直後です 秋分の当日、早起き?して何十年ぶりでしょうか・・・・この日出を撮ってみました この方角が真東となりまので覚えておくと何かと便利です。ただし当地で便利と言うことで場所が異なると役にはたちません。 自宅では四方には地平線は見えませんので厳密には解りませんが近くの大山の頂上でも仰角10度程度ですのでさほどの誤差はありません。 撮ってみての実感ですが日出と言うのはほぼ2、3秒程度のものですね、シャッター切り損ねたらダメです。 春分、夏至、秋分、冬至、そして元旦の特定日の日出、日没点だけは撮りたいと思って40年、いまだに30%程度しか達成しておりません(スケッチはしているのですけどね) なぜって、私の横着の性質もありますが、山陰の冬は天候が悪くて期待できません、やってみて解った事ですが冬至、元旦はどんよりとして特に朝の日出を見たことはないのです。 雨が降らなくても必ずや山の端には雲が厚く立ち込めています。 先日の秋分の日、幸運にも日の出前からカメラを構えてやっと撮ることが出来ました。 当地では計算上の日出時間は5時58分 この写真では6時18分でした。 この20分のギャップは地平線~山頂の時間でしょう 今回はお彼岸が話題ですので「真西」→極楽浄土の方角を撮るべきだったかもしれませんね <アメリカまゆみ>まだ見ごろです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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