カテゴリ:農業,園芸
山陰特有の「時雨もよう」が1週間続いたと思ったら干柿にカビが発生しているらしい
わが家はその前に取り入れてしまったのでやれやれと胸を撫で下ろしています ーーーーーーーーーー 今年は柿の生り年なのか、あちこちで鮮やかな赤い柿が目立つこの頃です 現在は3本とも大きくなって鈴成り状態です、もっと近づいてみると 柿の下に入ってカメラを構えるとまるで天から降って来るようでした ーーーーーーーーーーーーーーーー 甘柿は品種にも因るのですが概ね10月頃から食べられるようになります。 まだ青っぽいのを採ってきてかじるのですが、よく噛み砕かないと味もイマイチのようですが、それをこの頃まで待つととても美味しくなっています 「早かろうの不味かろう」で特にこの柿はそんな傾向にあるようです。 この柿、わが地方では食べるとは云わないで「柿を噛(か)む」といっているので出雲弁かと思ってWEB検索してみるとどうも全国的な表現のようですね。 名産の廿十世紀梨は「梨をかむ」という表現はしません。 どうしてなんだろうかと調べてもこれだという解説がみあたりません 柿は噛めば噛むほど口の中に甘みが回って・・・という事ではないでしょうか ーーーーーーーーーーーーーーーー さて、雑種地で柿の真っ赤になった姿が気になるような季節になったといいましたが、これも少子高齢化で喜んで採って食べる人も見あたりません。 この味柿は、だんだんと赤みを増してやがて熟柿となってポタポタと落下して地面が汚くなります。 日中に気温でもあがると酸っぱいイヤな匂いが漂いますので何回かバケツで運んで刈取りの済んだ水田で腐らせて肥料としてしまいます。勿体ないですね 雪でも降り出すと一斉に野鳥の餌になってしまいますが、とさすがに10羽程度の野鳥では満腹するみたいで1週間では片がつかないようです。 わが家では2人、隣のむすめ宅を入れても5人ですが、柿木から採って環境のよい所に置いていても日一日と軟らかくなってしまうので2,3日分程度必要な個数だけ採っておいてマイペースで個人的に食することとしています。 栽培種(味柿)は富有柿と前川次郎柿、諫早、大秋、早秋・・・現役の頃から興味があってわが集落にはないような種類を通販で取寄せて栽培していますがちっとも販売に回していません。(渋柿は省略) 近所で訳を聞かれると「殿様遊びですけん」と笑うだけです 本当の理由はわが家には雑種地が多くて放置しておくと雑草が繁茂します、果樹でも植えておけば日陰が出来て雑草はその部分だけは抑えられることになります。 (食わぬ者が要らぬものをこんなに買いやがってってからに!)とは親父の苦情でしたが、そう云いながらもでポリポリ一人でかじっていましたっけ(笑) ※以下私にとって60年の謎が解けた記事がありましたので取り上げさせてもらいました。 <富有柿と次郎柿、甘柿と渋柿> 「富有はあごで食べ、次郎は歯で噛み、たねなしは舌でなめる」と言われていて、富有柿は果肉がやわらかく、次郎は硬めで、平核無はねっとりとした食感をしているところからこう言われてきたようです。 甘柿はある程度の気温が必要なため、主に関東より西の地域で生産されています。 不完全甘柿は種子が入ると渋が抜けて甘くなり、種子が入らないと渋が残る柿で、筆柿や西村早生などがそのタイプです。不完全甘柿には1割程度の渋柿が同居しています。 ー以上ー <余談ですが>自宅には筆柿が昭和34年まで屋敷内に大木がありました。おやつがない時代でしたので学校から帰るとまず屋根に上がって竹竿で採っては食べたものですが、賞味時期に入って熟れているのにどうしてか形状の曲がったものは渋かったのですが、それには必ずタネが入っていなかったのを思い出します。 ★両親も祖母もその訳を知ってはいませんでした。 「不完全柿」と云うんだそうですね。INT NETは賢くなります その柿を自宅では「玉子柿」と云っていましたがこの解説でやっとその訳がわかりました。 私の今年の春先から初夏、体調不良で入院していましたので、今年はまったく摘果をしていませんのでゴロゴロと成ってしまって小ぶりの柿ばかりですが大きいものから採っています。 <必見!柿の保存方法>これもWEBからです。 渋柿や不完全甘柿は収穫された後、渋抜きという工程を経て店頭に並びます。これには炭酸ガス法やアルコール法など色々あります。でも、この工程が終わった後も柿は過呼吸状態が続き、エチレンガスを出しながらどんどん柔らかくなっていってるんです。なので、普通に買ってそのまま置いておくと2~3日で柔らかくなってしまう事が多いんです。 柿をシャキシャキした食感のまま保存するには、柿のヘタにポイントがあります。柿はこのヘタの部分で呼吸し、ここから水分が蒸発していきます。 保存する時に、ティッシュや化粧品のコットンなどをヘタの大きさに合わせてたたみ、水を含ませて柿のヘタの部分にあてて、そのヘタの部分を下にした状態、ヘタが湿らせたティッシュに乗っている状態で袋などに入れて冷蔵庫に入れておきます。 これで2週間から3週間はシャキシャキした状態のまま保存する事が出来ますよ。 ※NHKためしてガッテンで紹介されていた方法を実際に試してみましたー以上ー 長くなりましたので今回はこの辺りで・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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