カテゴリ:農業,園芸
若い頃から雑木の鉢植えが好きで一時は熱中したのですが(盆栽といえるかどうか)
中年期は転勤族で継続は出来ませんでしたが、何となく昔時代が懐かしくなって再度やってみようかと思ったが、既にもうこの歳では盆栽に仕立てることは無理でジャンジャンと芽を出させて「雑木の寄せ植え」でも楽しもうかと浮世離れ的な気分が湧いてきました。 初冬の先日、通販で取り寄せて雑木の種まきをしました。 この冬の寒空に・・・芽が出る訳がないではないか? もっともなことです、育苗機にでも世話になれば(種子の発芽温度は20℃辺り)と決まっていますのでそれにセットすれば、発芽は可能なのかも知れません。 しかし、たとえ発芽しても気温を下げないとどんどん芽が伸びてモヤシのように・・・・ では、そのまま「定植してしまえ」となると外気温度はこれからは10℃以下、まして厳冬は氷点下。 それではせっかくの稚苗は低温にさらされてパーとなります。 春まで10℃前後を維持し続けるのも温室の温度管理等で大変なことです。 ーーーーーーーーーー それなら、この季節に撒かないでも春先の木の芽時期に撒けば良いのではないかと。 確かにそのとうりで、野菜等がその典型的なことなのですね と長い間、信じておりました。 ところが・・・です・・・・? 説明では下記のように解説してあってなるほど・なるほどと感心したのです。 <すなわち>原文を複写させていただきました 樹木の種子撒きで一番自然な方法は「採り撒き」です(種を採ったらすぐにまく方法) 通常樹木の種子の多くは、10月~11頃に熟して落下するか、野鳥などによって食われてしまったり、風などで散布されたりします。 ですから、この時期に、土に撒くのが自然に一番近く、発芽率も良好です。 しかし、もともと暖かい地方で育った樹木は、冬の寒さに弱い場合があるのでそれは春撒きとし、播種時期をずらすという考えです。 この初冬に撒いたものに寒さを経験させると発芽しやすくなるようです。これは生理的な自然の姿で、土を乾燥させない程度に水をやっていると発芽条件に適した時期に芽を出します。 発芽条件は、樹種によって異なるが、多くの場合は15℃~20℃です。 <フムフム…なるほど!・・・そうだったのか> <説明はまだ続きます> 種子の中の水分がなくなると休眠状態に入るので、撒いたあとも、保存する場合でも乾燥させないようにします。 水やりが面倒であれば、冷蔵庫などで保存して、3月~4月上旬に撒く方法がありますが、水を含んだ状態で冬の寒さを経験させた方が発芽率が良いと感じています。 ーーーーーーーーー いつものとうり、講釈が長くなりました(汗) ・・・・という訳で約20種類の雑木の種まきを行いました。 <種まき>数量の多少でポット数と種類数は無関係です、まだ5種類追加の予定です。 <蓋をする>野鳥たちにつつかれないように動かないよう重石を乗せます <散水>時々の水遣りは水槽を利用しジワーと腰水とします。 上から散水すると跳ね上がりがあって種が浮き出てしまいます 置き場所は野ざらしが自然なのですが、それではあまりにも無茶な・・・ 春が待ち遠しいですね(正月もまだ来ないのに) これが俺流の浮世暮らしです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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