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Day by Day(その日 その日)

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2017/07/09
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カテゴリ:気象、天文
台風襲来でもないのに九州北部の大分、福岡を襲った九州豪雨はいまだにその全容がわからぬまま4日めが過ぎようとしている。
山間で降った豪雨が急峻な杉山を彼方此方で崩壊させ土砂と木材が各集落を襲った。ほえー

河川の主流は筑後川だがそれは比較的警戒水位まで達していなかったらしいのだが

ベルト状に限られた地域に休みなく50~150mm/hの雨が降ることは山を穿ち土石流となって集落を流し支流の河川に注ぐ、その現象が彼方此方で発生するのは山津波といった恐怖の現象だ。
運が悪いことには林業の町として100年ものの杉と眞砂土(保水力がない)が一斉に崩落し谷川を一気に下って集落を飲み込んで支流の川に流れ込んだ。

気象専門家によると停滞している梅雨前線に向かって東シナ海からの暖かい湿った気団が次々と梅雨前線に注ぎ込んだらしい。
その1気団の規模は(幅5km、長さ20km)の地域に30分間程度の豪雨を降らせるエネルギーを持っているという。
その一つの気団が終息すれば後は雨は止んでしまうことになるのだが(夏の夕立のように)そうではなく、次々と櫛団子の状態で線上降水帯に向かってきたら止むどころではなくどんどんと豪雨が降り止まぬ状態になる。
線状降水帯は線上に伸びた地域に、積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらすこと。
その規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及んで台風の外側に発生することもあるという。

この大雨が30分以上降り続くなら「今、自分は今、線上降水帯に居るのではないか?」と疑っても決して間違いではないらしい。

この異様な動きをYou TubeでUPされているので紹介します。

5日 14:05分~17:00:**~21.00 福岡県→大分県へと大雨が移り変わっていく様子を捉えています

この数時間の間に山が崩れ、材木はなぎ倒され、集落、民家を襲った。

この大雨が同じ地域に降り注いだのは、近年では
2011/9/2-4 紀伊半島大豪雨 (台風12号)
2012/8/13-14 近畿豪雨
2014/8/19-20 広島豪雨  
等が「線上降水帯」というものだ。
これらの大豪雨は梅雨前線と相乗しているのかといえばそうでもないらしい。

この「線上降水帯」が発生し易い地形があるのだろうかと?調べてみたのだが、海上でも降り続けているのでそうでもないみたいだ!?
ということになると、時と場合によっては日本中どこでも起こり得るということである。
         (今夜はこの辺りで 次回とします)





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最終更新日  2017/07/10 01:32:51 PM
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