カテゴリ:歴史を語る
手間、天津、阿賀周辺の解説図でこの付近の写真を撮りました
この法勝寺電車は法勝寺川に沿って走っています。 旧国鉄、伯備線とは全く違って、昔の宿場町(法勝寺)までの約12kmに敷設されました。開業は大正13年です。 途中、阿賀駅から県境を超えてお隣り島根県まで6kmが敷設されましたが、専ら林業関係に使用されたのですが、昭和12年に廃止となりました。(きっと、戦争のための物資不足で徴用されたろうと思います) マイカー時代になった、昭和42年廃業となるまで沿線各地の重要交通機関として活躍してきたのですが、どこの地方でも同じですね。 平成23年この法勝寺電車が鳥取県保護文化財となりました。 このような、立派な車庫で 米子とここ法勝寺に当時の電車が保存されています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さてドドライブで辿った駅跡の紹介です。 阿賀駅・・・・このように現在では駅名板が保存されています。 あまつ駅跡 懐かしき往時のあまつ駅 変わらないのは向こうの山々です(上写真と比較) 法勝寺(終点駅) 米子~法勝寺12km 所要時間:35分 現在の法勝寺駅の跡地で郵便局となっています。 辿った駅跡の看板をコラージュ写真にしてみました。 白黒写真はパンフレットを借用、カラー写真は自分で撮りました。 孫には当時の話を聞かせてやり、とても懐かしい郷土の歴史探訪でした。 ※ 看板は9年前、文化財指定を受けて一斉に設置されました。 わずか12kmの私鉄で行政の支援援助もない時代によくぞ走ったと感心させられます。 貴重な文化遺産として(当時利用したものの一人として)後世に伝えたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歴史を語る] カテゴリの最新記事
|
|