テーマ:ノーベル賞(58)
カテゴリ:社会・生活
今年度のノーベル平和賞に日本の日本被団協が選ばれました。核兵器の非人道性を訴える草の根運動が評価されたとのことです。 ちなみに、日本被団協の正式名称は、日本原水爆被害者団体協議会というのだそうです。 なお、日本被団協へのノーベル平和賞授与を決めた背景には、核軍縮への流れが停滞する現状への危機感があるとされているようです。 このところの世界は、ウクライナとロシアの関係だけでなく、中東のイスラエルとその周辺国との争いがあり、また北朝鮮や中国の動きも気になるところです。 今のところ、核兵器は使用されていませんが、いつなんどき核兵器が使われてもおかしくない状況に至ってきた感じがします。 そんななかで、これまで長年にわたって核廃絶を訴えてきた日本被団協の活動が評価されたのは、核兵器に対する警告のひとつではないかと思われます。 実際に原爆で放射能を浴びてしまった、いわゆるヒバクシャ(被爆者)の訴えは重いものがあるはずです。 ノーベル平和賞を受賞したからと言って、すぐに核兵器が無くなるわけではありませんし、ノーベル平和賞を受賞して「良かったね」と終わりにすることもできません。 日本被団協の人たちは、もう高齢ですから、今後は若い人たちが中心となって、これからも核兵器廃絶を訴え続けていかなければならないですね。 実際に核兵器が無くなる時代がやってくるのかどうか、世界各地で紛争が続いている限り、それは難しいでしょうから、早く各地における紛争を終結させる必要があると思います。 そして、核兵器が地球から無くなる日がやってくることを期待したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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