廃牛
きょうの沖縄はかんかん照り。酪農の友が「廃牛をつぶした」と軽トラいっぱい牛汁と牛刺を持ってきてくれたので隣近所10数軒に配った。 廃牛は肉質が硬いため、大根、人参をいれて6時間程煮込む。廃牛とはいえ、冷凍牛肉では絶対に味わえない牛肉の香りがいっぱい。刺身は、若牛もいいが、これもいい。 40年前の東京。「沖縄では牛刺食うんだ」といったら「野蛮な島」「未開の島」といっていた日本人が今では牛刺を食う。「何と食文化の遅れた、保守的で、冒険心のない国だ」と思う。 明日の朝食は牛汁ごはん。前の畑の無農薬ニラをたっぷり入れ、ぐつぐつ煮込む。 抜群の味。観光では絶対に味わえないし、いのちの響き愛があったときにはじめた「どうぞ」とだされる料理。いまのところゼロ!