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遅くなりましたが 今年もよろしくお願いします。
今日から 授業開始です。 栄養学で おもしろい講義があったので、記録しておきます。 「グリコーゲンローディング」 グリコーゲンローディングとは試合前の約1週間にわたる 「栄養と運動の処方」を意味し、 スポーツ栄養の典型的な例とされている。 試合の1週間前にグリコーゲンを使い果たすような運動を行い、 その後2~3日は抵糖質食をとり、運動は少なくする。 その後は高糖質食に切り替え運動は少なめ あるいは休息として 試合に臨むというものである。 これは古典的な方法と呼ばれるもので、 ①低糖質食の期間に低血糖になりやすく、そのため”やる気”がなくなる ②低糖質食から高糖質食に切り替えると、高糖質食は高繊維食でもあることから 下痢や腹痛をおこすことがある。 ③1週間の期間は長すぎる。 などの欠点が挙げられる。 現在はその欠点を取り除くために、改善型と呼ばれるものが奨励されている。 改良型は、期間の設定、グリコーゲンを使用するための運動の強度設定、 前半の食事の糖質量の設定などで、工夫がされている。 グリコーゲンローディング法(現在奨励されている方法) 1日目:糖質を使い果たす運動(自由に設定) 2日目:適度な糖質を含む混合食 運動は少なくする 3日目:適度な糖質を含む混合食 運動は少なくする 4日目:適度な糖質を含む混合食 運動は少なくする 5日目:高糖質食 運動は少なくする 6日目:高糖質食 運動は少なくするあるいは休息する 7日目:高糖質食 運動は少なくするあるいは休息する 8日目:試合 <ポイント> 1.毎食ごはん、パン、うどん等をしっかりと食べる(普段の1.5倍くらい)お寿司や力うどんにすると無理なく食べられます。 2.おかずは少し減らす。 3.間食でも糖質の補給をする。(あんぱん、カステラ、大福、など) 4.脂肪は控えめにする・・・おかず・間食は揚げ物や洋菓子を控えてください。 これを知って 私は眼からウロコ!でした。 試合前の日に 4時間も練習しちゃ いけませんねー 運動エネルギーは 糖質と脂質が体内で酸化して生産されます、 だから 糖質がないと脂質だけでは エネルギーとして役立たないわけです。 脂質は人間の全エネルギーの約8割を占めていますが 糖質は1割強にすぎません。 糖質が足りないと 脂質が有効に使えないんですね。 持久力のいる スポーツは 体内のグリコーゲン量を増やしておかなくちゃ いけないわけですね、だから 高糖質食をとって 肝臓や筋肉にグリコーゲンを貯めておかなくちゃいけないわけです。 これは 短距離なんかには 応用しません、 長距離や サッカーのような 持久戦のスポーツで 使うそうです。 米、パン、麺、イモ類などが 糖質食になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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