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きままな雑記

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2024年05月06日
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カテゴリ:エアコン


室外機の3分管との接続が甘くガス漏れを起こしたので修理し再ガス充填しました。
今後のために判断方法手順を残しておきます

適正にガスが充填されたかの判断基準

1.過熱度の値
過熱度計算 式(R32)の値が
5℃±3℃(2℃から8℃)になっているか

過熱度=圧縮機の吸入温度(3分管の温度)-​冷媒蒸気表の温度
※冷媒蒸気表の温度は吸入圧力を測定して蒸気表の換算温度とする

2. 運転電力
定格電力との比較
※ガスが少ないときは負荷が少ないので電力値が小さい


使用機材
1. ​エコチェッカー
2. ​R32ガスボンベ(3.7Kg)
3. ​デジタルはかり
4. ​​熱電対温度計
5. ​真空ポンプ
6. ​エアコンガスマニホールドゲージ
7. ​エアコンチャージバルブ
8. アルミテープ

充填前の状態
ガス圧0.9MPa(約3℃)
3部管温度26.8℃
加熱度23.8℃
完全にガス漏れしています。



準備

エコチェッカーをセットして電力を測定できるようにする



3分管の温度を測定するために温度計のセンサー部を3分管にアルミテープで貼り付け



低圧側の圧力を測定できる状態にする
1. マニホールドゲージをセットする
2. ①を閉じたまま②をopenする
3. 真空ポンプを動かし青いホースを真空状態にする
4. ②をclose
5. ①をopen




過熱度の計測

1. エアコンを運転し、コンプレッサーが動き出したらしばらく圧力が安定するまで待ち圧力を測定する
2. 3分管の温度を測定する
3. 圧力を冷媒蒸気表から温度に換算する。
4. 計算式により過熱度を算出する


ガスチャージの手順

-ガスが少ししか残っていない場合-

1. ②をCLOSEし黄色いホースを取り外す
2. ①をOPENにし②を少しOPENしゆっくりガスを抜ききる
3. ①②をフルOPENし②に黄色いホースを再取り付け
4. 再度真空引きを30分以上行う
5. ②をCLOSE
6. 黄色いホースを③につなぎかえる
7. ④とボンベに赤いホースを接続する
8. ③をOPENし真空引きを行う
9. ③をCLOSE
10. ボンベのコックを適度にOPENする
11. ボンベを逆さにしてデジタル秤に載せる
12. ボンベの重量を測定
13. デジタル秤を0にSETする
14. ②を少しOPENしてガスを充填していく(10g/1sec程度)
15. ガスが規定量(今回は6000g)まで入らなくなったら②をCLOSEして冷房運転を行う
16. ②を少しOPENしガスが規定量まで入ったら②をCLOSEする
17. 少し運転し②のゲージ圧が安定したら②のゲージ圧を測定する
18. 3分管の温度を測定する
19. 圧力を冷媒蒸気表から温度に換算し、過熱度が問題ないことを確認する。
20. ワットメータの値が定格に近いことを確認

-ガスが大量に残っている場合-

1. 黄色いホースを③につなぎかえる
2. ④とボンベに赤いホースを接続する
3. ③をOPENし真空引きを行う
4. ③をCLOSE
5. ボンベのコックを適度にOPENする
6. エアコンを強制冷房運転する
7. ボンベを逆さにしてデジタル秤に載せる
8. ボンベの重量を測定
9. デジタル秤を0にSETする
10. ②を少しOPENしてガスを充填していく(10g/1sec程度)
11. 適度にガスを充填したら②をCLOSEし、
  ワットメータの使用電力を計測して定格の値に近くなるまで繰り返す
12. 3分管の温度と②のガス圧を測定
12. 圧力を冷媒蒸気表から温度に換算し、過熱度を求める。
13. 過熱度が範囲内に入るまで繰り返す(過充填しないように)




















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Last updated  2024年06月02日 05時52分53秒
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