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テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:旅へ
山田松香木店で『聞香』体験をしてまいりました
『香道』は知っていらっしゃいますか? 山田松香木店 日本の香りについて調べていたら、『聞香』を見つけて 『香道』という伝統芸術があることを知りました まだまだ知らない世界がたくさんありますね 仏好きもあるのかお香も大好きです アロマでも深いウッド系を好み特にサンダルウッド(白檀)が大好き 祖父からもらった白檀扇も持っています(笑) 何かとご縁があります 山田松香木店の職人さん 香道では香りを『嗅ぐ』と言わないで『聞く』って言うらしいの 香りの歴史年表 香木は沈香・黄熟香・白檀の仲間に大別されてます ご存知の伽羅は沈香の仲間でベトナムのごく一部でしか産出されない最高峰の香木(樹脂)とされてます 六国五味 『六国(りっこく)』とは香木の香りは香りの性質により六種に分類されているそうです 伽羅(キャラ) 羅国(ラコク) 真那加(マナカ) 真南蛮(マナバン) 寸聞多羅(スモタラ) 佐曽羅(サソラ) 当時産出した国によって分類されたと考えられますが、不明な国名もあるんだって 香木の品質を分類するもので、木所とも表現されるそうです 『五味』とは香木の持つ匂いの特徴や内容を味覚などで表現したもの 五種の組み合わせで表されるもの 甘(かん)蜜を煉る香の甘さ 酸(さん)梅のような酸っぱさ 辛(しん)丁字いがらきようなからさ 鹹(かん)汗とりのような塩からさ 苦(く)薬を煎じたような苦さ 店内の様子 数百種類の香木が眠っております 『聞香』の一つに組香があり、数百種類の組香が作られているそうです 数種類の香木を組み合わせて和歌、古典文学、故事来歴などの文物を愛でながら、 香りを 季節や催しに応じて使い分けられていたそうです 早い話しが香木の香りを嗅いで種類を当てるゲームですね!ハイ 源氏香の香図 源氏香は五種類で、各五包づつ、合計二十五包で行います 五本線で表します 私たちは香木三種による三種香を体験しました 三種類で各三包み九包みを打ち交ぜてその内の三包みを取り焚きだして、 香木を三回それぞれ嗅いで答えを出すの 答えは決まっていて五通りあります 1、2、3とも異なる香りなら『緑樹の林』 1と2が同じ香りで3だけが違う香りなら『隣家の梅』 1と3が同じ香りで2だけが違う香りなら『孤峰の雪』 1だけが違う香りで2と3が同じ香りなら『琴の音』 1、2、3とも同じ香りならば『尾花の露』 その答えの香図(三本線)と呼び名『孤峰の雪』を選択して名前を記紙して提出するのよ 主人が答えを発表して正解を言うの なんとも優雅なお遊びでした 現実離れした世界を堪能しました もちろん正解しました!一応セラピストなんで(笑) とても簡単で3種類なので当たります 優雅なお遊びです 源氏香をやってみたいですね 皆さんも機会があれば体験してみてください 自然を活かして面白いお遊びを考えたものですね 集中して三種の香り聞き、記憶を辿り心に聞くと私は解釈しました また香りへの興味が広がり、アロマの見方も変わりました とても良い体験となりました ありがとう京都 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2006 01:00:53 PM
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