カテゴリ:カテゴリ未分類
4泊5日(うちフェリー2泊)の西医体の日程が無事終了して本州に帰ってきた。
こういったクラブの合宿に参加するのは初めてのことだったのだけれど、なんというか、とても良かった。もちろん、最初から最後まで全部良いことだらけというわけではなくて、間にいろいろとしんどかったりめんどくさかったりしたこともあったけれど、それにまして良いことが多かったように思う。 結果は、4位だった。と書けばなんだかよさそうだが、実際6チームしか参加していないので、「良い結果だった」とは、やっぱりいえないだろう。 でも、結果よりも、過程を楽しめたような気がする。 すべての試合が終わってファウルグラウンドの芝生の上で、自分のプレーがうまくできなかった悔しさからひっそりと泣いたチームメイトもいたし、帰りの中の船での反省会で泣くプレーヤーやマネージャーたちもいた。 そんな若い人たちの中にいて、僕はなんというか、とっても新鮮で若々しい気持ちになることができたような気がしている。 試合は全部で4試合あって、結果は、予選リーグが1勝1分で決勝リーグが2敗。2敗はともに1点差の僅差であった。もし、チャンスで一本のヒットが出ていれば勝っていたような惜しい試合だった。実に惜しかった。 そんな中で僕個人としてはとっても満足できる内容だった。ポジションはセカンド、ファースト、キャッチャーと転々としたが、特に大きなエラーはしなかったし、バッターとしても6番バッターとして2本のヒットと3つのフォアボールを選んだ。 すっごい場面で打順がめぐってくることもあった。最終回、同点で、2死満塁。ヒットを打ちさえすればサヨナラの場面、というやつだ。しかも、最終回で5点差あったのを徐々に追いかけていって、ついに同点になったという感じでベンチのムードは押せ押せの状態。 僕はどちらかといえば、注目されると緊張してしまうタイプの人間なのだけれど、そのときはぜんぜん緊張していなかった。むしろやる気がみなぎっていて打てる気まんまんだったのだ。 でも、結果は空振三振だった。 たぶん「欲」が出たんだと思う。きれいなヒットを打ってヒーローになってやろうというような…。後から考えてみればきれいなヒットを打つ必要なんてぜんぜんなく、内野に転がしさえすれば良かったんだと思う。 相手チームのサードは緊張で足がガクガク震えていたそうだったのだから。 バットが空を切ったときは、とっても悔しくて、応援してくれるチームメイトに申し訳ない気持ちになった。 でも、その場面でバッターボックスに立てたことはとってもいい思い出になったし、いい経験になった。 ソフトボールっていいもんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|