Que,sera,seraの歌詞を調べる
なぜか理由はわからないのだが、昨日からドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」の一節が頭にこびりついて離れない。ヨーカドーに流れている「さかな~を食べ~ると~」みたいな感じで困っているのです。3箇所くらい思い出せない歌詞があったので、これも結構気になって、ネットで調べてしまったのです。歌詞をじっくり読んでみると、割りと素敵な歌詞ですね。気になる方がいると困る(いないと思うが)ので、ここに紹介します。…Que sera, seraWhatever will be, will beThe future's not ours to seeQue sera, seraWhat will be, will be…この曲の歌詞は小さな女の子がお母さんに尋ねるところから始まっている。「私はなんになれるの?」「かわいくなれるの?」「お金持ちになれるの?」っていう風に。お母さんは、「ケ・セラ・セラよ。なるようになるわ。将来は誰にもわからないことなのよ」という答えをする。時が経って彼女は、恋人と出会い、将来を案じ始めて彼に聞く。「私たちの将来はどうなるの?」恋人は「ケ・セラ・セラさ。なるようになるよ。将来は誰にもわからないことなのさ」と答える。ずいぶんと時が経って、彼女は男の子の母親となった。男の子は、お母さんとなった彼女に尋ねる。「僕は大きくなったら何になれるかな?」「ハンサムで金持ちになれるかな?」お母さんは、「ケ・セラ・セラよ。なるようになるの。将来は誰にもわからないことなのよ」と答える。…といったような内容の歌詞なのですね。僕は、今までケセラセラの歌詞についてあんまり考えたことがなかったので、へ~と思ってしまいました。なんだか、繰り返しの法則があったりして童話みたいな歌詞です。それにしても、1960年大のイケイケドンドン的パックスアメリカーナの時代に「なるようになるさ」という考えが背景として存在していたというのは面白いものですね。臨床心理士の河合隼雄さんに、このあたりのことを聞いてみたくなります。