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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:F-1・Moter Sports
モナコGP予選でトップタイムを出し、
PPを獲得したと思われたミハエル・シューマッハですが、 予選の最終ピリオドのラストアタックでラスカスを曲がりきれず、 コース上にマシンをストップ。 イエローフラッグが出て、予選はそのまま終了。 そのミハエルの行為が他のマシンのラストアタックを 意図的に妨害したという理由で 審議の対象になっていましたが、 セッション終了から約8時間後、 ポールポジションを取り消しという裁定がくだされました。 しかも、最高タイム取り消しではなく、 全タイム抹消で最後尾からのスタートとなりました。 抜きにくいモナコで最後尾からのスタート。 ミハエルは表彰台どころかポイントゲットすら キビシイ状況になってしまいました。 この件に関し、フェラーリのジャン・トッド監督は 「処分は到底納得できない」と、反発しているものの、 元3回のF1チャンピオン、ジャッキー・スチュワート氏も 「私が見た限り、あれは事故なんかではない。(意識したもの) もとより私はこれまであんなシーンを一度もF1で見たことがないよ。 それ以前に、誰もそんなことをしようとする神経を持った人間を見たことがない」 と厳しい見方をしていて、 現役F1ドライバーBMWザウバーのジャック・ビルニューブも 「あれはとても受け入れがたい行動だね。 もっともそうでもしなけりゃ、 7回のチャンピオン獲得なんてできないんじゃないの」 と辛辣な意見を述べています。 またウェバーの進路を塞いだとということで 同じく審議対象となっていたフィジケラも、 上位3つのベストタイムを抹消する処分が科され、 5番手から10番手へ降格が決定しています。 ミハエルの件に関しては、 見方によってはミハエル擁護の意見もでてくるかもしれませんが、 個人的には、遠い昔、88年鈴鹿の最終シケインで オーバーテイクしようとした昨年度チャンピオン・セナに幅寄せし、 2台ともリタイアに持ち込んで自身タイトル獲得を決定させた 王者プロストの行動を思い出してしまいました。 ミハエルにここまで 「何がなんでも勝ちたいスピリット」を出させたアロンソは、 皇帝から世代を越えたライバルとして、完全に認められたと言えますが、 「何が何でも!」もある程度フェアにやって欲しいものです。 しかしF1ファンとしては、ミハエルVSアロンソの 純粋なバトルを見たかったと言えるだけに、 今回の件でミハエル頑張れの意見が 減ってしまうのではないかという危惧があります。 かと言ってこのままアロンソが チャンピオン争いを独走してしまうのは面白くありません。 であれば3番手スタートのライコネン! ここらでチャンピオン争いに名のりを上げて欲しいモノです。 人気blogランキングへ ↑その他のF1情報へGO! ミハエル・シューマッハ DVAG CAP 2006年仕様 フェルナンド・アロンソ 直筆サイン入 リトグラフ by Colin Carter 感謝の気持ち、キチンと伝えよう!父の日特集! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/28 01:40:13 PM
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