カテゴリ:暮らしの中で
ども、風邪が治りきりません。 おまけに腰痛も再発しました(´-ω-`)ショボン ちょっとローカルな話題で申し訳ない。 昨日、関西空港から焦(ジャオ)さんという中国人親子3人が帰国した。 国外退去命令に従っての行動である。 一家は5人家族だが、長女と次女は高校通学中ということで卒業まで日本に残れることになっている。 なぜ、国外退去になったのか。 理由はこうだ。 焦さん一家は中国・黒竜江省の農家だった。97年9月、母親の馬素萍さんが「長崎県出身の残留孤児(故人)の四女」として正規に入国。しかし、大阪入管は02年、「孤児と血縁がないことが判明した」として上陸許可を取り消した。馬さんは「生後すぐに養子に出されたが、実子だ」と提訴したが、決定的な証拠を提示できず、今月、最高裁でも敗れた。 父親の焦さんは裁判で争う姿勢をとったため03年に一家の"代表者"として西日本入国管理センターに収容された。 で、5月に「長女と二女が残れるなら」三女を連れて帰国する意思を示したことから、仮放免申請が認められ、2年8ヶ月ぶりに収容を解かれた。 そして昨日の帰国となったわけである。それも自費でだ。 残された長女、次女も仮放免扱いと言うことで毎月、管理センターに出向き手続きを更新しなければいけない。 父の焦長友さんは、来日後、東大阪市の自動車部品塗装工場に自転車で45分かけて通勤し、休日は月1日ほどで毎日朝から夜9時まで働いた。「家と工場を往復する道しか日本の風景を知らない」と苦笑いしながら語っていた。 今回の自分たちだけが帰る決断にしても「娘のことが心配でたまらない。離れたくない。でも今、中国に連れて帰ると、学業が中途半端になってしまう。2人の将来を奪うわけにはいかない」と。 中国で住んでいた家も、農地も処分して、永住の地と信じて移り住んだ日本。 帰国しても生活のメドは立っていないというじゃないですか。 そりゃね、入管の言い分もわかりますよ。 でも、もう少し融通のある処理ってできないものなんですか。 日本に来てから5年近くたって上陸許可を取り消し、さぁ出て行けはあまりにも無慈悲すぎませんか。 法は法として守らなければいけないのだろうけど、平和に暮らしたいと願う一家をバラバラにしてまで施行することなのだろうか。 では、御免蒙る! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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