カテゴリ:暮らしの中で
ミナミの繁華街でやけにチョンマゲ姿の人によく遭うと思ったら、大相撲大阪場所がそろそろあるんですね。
でも、昨日会った相撲取りさんにはびっくりしましたよ。 だって ・・・・・ ・・・・・ 日本人でしたもの。 週一回くらいしか書けませんので話題の賞味期限が切れてるかもしれませんが、 落語界の大御所、三遊亭円楽さんが2月25日、東京・国立演芸場で「芝浜」を上演後、第一線からの引退を表明しました 。 口演の途中で呂律が廻らなくなった部分があり、「もうちょっと、はっきりしゃべれるかと思ったが、だめですね。こんな調子で、また恥をかきたくない」と上演後の記者会見で自己分析の結果、50年以上にわたる落語家人生に自ら別れを告げられました。 予想はしてたんですよ。 脳梗塞で倒れて「日曜夕方5時半は笑点」の司会を降板したときからね。 で、 昨日のテレビ番組で特集みたいなのが組んであってそれを見ていたら、本当は「雑念が入ったんだ」と理由を述べられていた。 集中力第一の円楽さんにとっては雑念が入ったことが許されなかったのだろうね。 集中力が欠けるようじゃ納得がいく落語はもう出来ないと判断してのことだろう。 オイラは門外漢なので芸人さんの心情はよくはわからないが、これが名人と呼ばれた人の芸人魂というものなのかなぁとは思う。 「潔し!」と褒めてあげたい。 が、褒めてる反面。羨ましさの心が首をもたげてくる。 「辞めても食っていけるからいいよね」と。 「何を言ってるの、若いときに努力したからでしょう」と反論されそうだ。 たしかにそうだ。 若いときに生活基盤をしっかりと築いていたからこそ、潔く辞めても大丈夫なんだとは思う。 でも今の社会は、築いてきた生活基盤が老後まで持ちこたえられない現状だ。 体力の限界を感じても辞めるに辞められない、食っていくためには老体に鞭打って働かなくてはいけない。 潔く生きたいけれども生きれない。 そんな社会に誰がしたのか・・・・ と、円楽さんの引退話から政治批判に持っていくのはちょっと行き過ぎかな。 なにはともあれ、円楽さん。イヤ、星の王子様。 「お疲れ様でした」 では、御免蒙る! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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