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カレンダーが残り一枚になっての更新である。 生来のさぼり癖はいかんともしがたい。 書きたいことは頭にどんどん浮かぶのだが、ついつい延ばし延ばしになってしまう。 そのうちにネタが古くなりもう書く気がしなくなる。 悪循環ってやつだ。 とは言いながら敢えてちょっと前のネタを。 バクザン先生の愛称で知られる書道家の榊 莫山が10月に亡くなった。 氏が晩年病床に伏した時の言葉だったと思う。 『生涯、現役でいる必要は無い』 『(自分が)枯れていく姿を見せたくは無い』 と、言ったそうである。 有名人としてこの考え方は非常に善しだと思う。 氏のような芸術家だとか俳優、歌手、スポーツ選手等々、人々に夢や憧れを与える職業の人はすべからくこうであって欲しい。 先ごろテレビの番組に歌手生活50年を越えたというSCなる女性歌手が出演していた。 まぁ、聴いていられない。 蚊の鳴くような声しか聞こえないし、高音部はまったく出ない、伸びも全く無い。 素人でももっと上手だろうって歌い方だった。 当然、有名人であっても生活がかかっていれば少々無理をしてでも仕事を続けていかなければならないのはよく判る。 もし自分はまだ大丈夫と思ってやっているなら最悪だ。 先にも書いたが我々一般人に夢や憧れを与えてくれたのなら最後までそうであってほしい。 有名人たるものその名に恥じるようなパフォーマンスしか出来なくなったらスパッと身を引くべきだ。 その女性歌手には、バクザン先生の生き方を見習ってもらいたいなとつくづく思った。 自分は有名人でも何でもないので、生まれてきたからには最後まであがいてでも生き抜くつもりだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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