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阪神大震災から16年 早朝5時半、ラジオを片手に歩いて5,6分の大阪城公園へ NHKからは地震で家族を亡くした聴視者の思いをつづった手紙を、女優の純名里沙が情感たっぷりに読み上げている 5時46分、ラジオから流れてくる時報に合わせて神戸のほうを向き黙祷 これが今できる精いっぱいの追悼の儀 べつに家の中でもかまわないのだが、あえて寒気に身をさらしてこそが亡くなった方々への礼かなと もしも地震が無かったならなんてことは、少し前から考えないことにした ダメになった仕事に、おかしくなった人間関係 すべて我が人生 神によってか仏によってか判らないけれども、生き延ばさせてもらった命 ありがとうございます 東の空には黄金色に煌々と輝く明けの明星が神戸のほうを照らしていた 合掌 -------------------------------- なんですけれどもね オイラの心の中には、もういいでしょうって気持ちも確かにあるんですよ(以前も書いたような) テレビや新聞は、あの日起こった惨状と人々が支えあって復興を目指した思いを語り継いで、風化させてはならないと言うけれども 今や神戸の住民の三分の一は地震を知らない人たち、これからますますその比率は上がるだけ 百聞は一見に如かず(イヤ一験のほうがいいかな)なんですよ 何百回聞いても何万枚の写真を見たって経験していない人には実感なんて湧かないのじゃないかなぁ オイラの記憶だって少し薄れてきてるもの 風化させちゃいけないと思う気持ちと、引きずらなくてもいいじゃないのと思う気持ちが葛藤中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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