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タイトルは忘れたが、今年の初めに市立図書館で【最近見かけなくなったもの】を集めた本を読んだ
その中にゴミ箱があった 今の家の中にあるようなプラスティック製の小さなやつではなく 子供のころに見かけた、家の塀にくっついて置かれていた幅高さ1メートル前後の四角い箱で 上部の蓋が蝶番でとめられていた 木製のやつは防腐剤が塗られていて黒かったと思う コンクリート製が後に出てきたが蓋のところだけは木で出来ていたような記憶がある 最近は決められた場所にゴミ袋を持ち寄って収集車が回収にくるのがメインだが昔はそうじゃなかった 分別もせずに何でもかんでもこの箱に放り込んでいたから生ごみが腐って悪臭を放ち、ウジが湧きハエがたかっていた このゴミをどうやって集めていたのかはちょっと記憶にない いずれにせよ拙門外漢の行動範囲(神戸・大阪界隈)にはもう見ない ゴミ箱に飛び乗って遊んだ記憶もある 近所の家に柿の木があって、ちょうどゴミ箱に乗れば実に手が届き内緒で戴いたような覚えもある そんな昭和の遺物ともいえるゴミ箱をもう見ることがないだろうなと思っていたら ↓ ↓ ↓ 見つけた! それも家から500メートルも行かないところに いつもと違う道を歩けば発見があるものだ これで木製ならいうことなしだが これが今も使われているのかと気になって、蓋をあけてみようかとも思ったが変なオジさんか興信所の人間に見られるのもイヤなので踏みとどまった まぁたぶん使われてはいないだろう いまどきの回収車の人がいちいち蓋をあけて持っていくとは思われない するとこのゴミ箱は住人の懐古趣味によるものだろうな やはり昭和は確実に遠くなっているように思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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