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テーマ:今日の出来事(292839)
カテゴリ:人生論
父85歳、母80歳。一昨年手術を二回した母がアメリカにいくと言い出した。
甥っ子が昨年の夏からワシントンに公費留学している。 社会人なのだが留学試験に受かり、ハーバードやコロンビアなど 5校に受かってしまった。なんでも今、アメリカでの大学院では一番人気が 高いのがワシントンのジュージタウン大学の大学院だという。
そこになんとしても行くと母が言い出した。 母もかなりがたがきており満身創痍である。
父はアルツハイマーもあり、だんだん家に閉じこもりがちである。 ヘルパーさんも週二回きてもらっている。
母がアメリカに行くのは、姉が付き添う事になった。 さて、父と猫の世話を毎日どうするか。 母が介護つきの宿泊施設を探し出した。
とっても綺麗だし、昼間は看護婦さん、夜はヘルパーさんが 見てくれる。個室も広くてまるでホテル。
ただ、どうも・・・・・・・ 父も綺麗でいいと喜んでいるが・・・・
たったの十日だが、後ろ髪をひかれる。
そうか、綺麗だし、設備は整っている。皆感じがいい。 でもお年を召した方ばかりだから活気がないのであろうか。
共働きで子供を預ける場所も今の日本は少ないという。
いっそのこと、ご老人を預かる施設と、子供を預かる施設を 一緒にできないだろうか。
ご老人も子供がいると元気になる。 子供は遊び相手がいると安心する。
そんな昔のような、長老から子供までいられるなんていうのは 理想論だろうか????
笑顔で手を振る父を見て考えてしまった。
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