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テーマ:■今日のシアワセ■(578)
カテゴリ:A級グルメ
聖夜に気の置けない仲間28人と村上開新堂で会食をした。 村上開新堂は創業1874年(明治7年)。 今年が135周年記念である。 その伝統の味は前に述べた。
今日は、そのサービスについて触れよう。
ソムリエ、ギャルソンともに気品がある心地よいサービスを してくれる。
かなりの数のワインを頼んだ。 お客の反応を一人ひとりよく見ている。 宴も半ばになるとかなりの酒類の赤ワインが抜栓された。
ソムリエが私のところで小声であのお客さまのお名前はと聞く。 そのご婦人はワイン好きだ。
ソムリエはそのご夫人に名前で呼びかけ、かくかくしかじかの赤は どうですかとさりげなく注ぐ。
すべての動作や会話のやりとりが、洗練されている。
私が一番感激したのは、おひとり右半身がご不自由な先生がいた。 この方はバリバリの歯医者さんだったのだが、病気の後遺症が残った。
奥様が箸をお願いした。 すると箸が届けられたのはもちろん、次からご主人の皿はすべて ナイフが入り一口大に切られていた。 食べやすいようにの配慮だ。
このさりげないサービスに、感激した。
気がつかない心配りこそ、135年の歴史がなせる技であろう。
来年9月から10月16日まで、135年周年記念ディナーがでる。 初代の味とサービスを満喫されることをおすすめする。
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Last updated
2008.12.31 22:24:50
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