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カテゴリ:人生論
2008年は元旦、二日と日本晴れである。 朝、ベランダから外を眺める。 田沢山系の稜線がくっきりと見える。 その上に真っ白に雪をかぶった富士山が見える。
なんと穏やかな正月か。
新聞に目を通す。 元旦だけ5大紙を読み比べる。
オドロオドロシイ文字が浮かぶ。 日経:世界恐慌、第二次大戦、石油ショック・・・ 革新は混沌の世から 朝日:世界変動 危機の中で カネも仕掛けも行き詰る 読売:雇用創出 医療・介護重点 政府がニューディール計画 産経: 冷戦終結から20年『経済グローバル化』危機 「黎明の光はいつさすのか」 東京:百年に一度の岐路 安全網「雇用」か「福祉」か
これほどのどかな正月だと言うのに、日本の政治は低迷。 世界経済は恐慌にまっしぐら。イスラエルはハマスに戦争宣言。 頼みの日本経済も、お先真っ暗。
しかし1989年のバブル絶頂も何かがおかしかった。 銀座では不動産成金やバブル長者がドンペリのシャンパンをパンパン。 そしてタクシーは長蛇の列。結局、始発までどこかで呑む羽目に・・・。
学生時代の友達と飲んでも、NTTの株で何百万儲けたなどの話ばかり。
まじめに汗水たらして働く日本人の勤勉さはどこに行ったのだろうか。 と考えたのは私だけでないであろう?
そして1990年のバブル崩壊。そして土地神話の崩壊。失われた10年。
そんなことを思い出しながら考えた。
ひょとして、これは欲望資本主義に暴走した地球人への、宇宙真理からの プレゼントではないかと・・・。
限られた資源の宇宙船地球号。その乗組員が思いやりや助け合いの 人間関係を、浮かれた貨幣関係だけから考え直す好機ではないかと。
2009年。笑顔の絶えない素敵な年になることを切に望む。
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