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カテゴリ:つれづれ日記
減反政策がずっと続いてきた。 こんな馬鹿げた政策は世界中どこを探してもありえない。
食料自給率はどこの国も国家戦略の基本である。 それなのにお米を作らなければ補助金を出す。
これほど農民を馬鹿にした政策があるであろうか。 人間の働く意欲や、農民としての誇りを奪ったのだ。
現在、日本の自給率は42%. 統計では世界165カ国中、125番目の低さである。
今後世界恐慌に突入すると、ブロック経済化が強まると思う。 そのとき食料を戦略商品として止められたらどうなるのであろうか。
今後の経済は基本的には世界デフレとなるが、必需品など一部 戦略商品は超インフレになることも十分ありえる。
ロシアが欧州や東欧への天然ガスの供給を止めたのなどいい例である。
霧里農場見学の際、建設会社の社長が農場主の金子さんに言った言葉が 今でも頭から離れない。
「今後、ドルが暴落しハイパーインフレがいずれ来ると若い経営者仲間で 話し合っています。 そのとき一番不安なのが、食料危機です。 いくらお金を出しても変えなくなるのでは・・・・・ うちの会社は社員が二百人います。 その食料を会社が確保しようと思います。 社員の給料の一部を積み立てて、会社として安全で美味しい 完全有機米を確保支給しようと思うのです」
卓見である。
近い将来、食料危機が来なければいいのだが・・・・・・・
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