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テーマ:ひとりごと(15269)
カテゴリ:アントレプレナー塾
今は、確かに飽食の時代である。 統計数字で日本の食を眺めるとおかしいことだらけである。
エネルギーレベルでの日本の自給率は、たったの39%. これを世界で比較すると164カ国中、126位である。 これはアフリカ諸国の飢餓状態にある国に匹敵する。
しかし、日本はお金があり、輸入ができるので、困らない。
ただいつまでも自由貿易が続くとは限らない。 現に世界恐慌、金融資本主義の崩壊となれば、食料の輸出はどの国も しなくなるであろう。
そうでなくても長期的には世界の食料が不足するのは明らかである。 ローマクラブの長期予測によれば、2020年過ぎから急速に悪化する。
原因は人口増加に食料供給が間に合わないのである。 いままでは、化学肥料と農薬で単位あたりの収穫量増で何とか対応してきた。 しかし、限界であり、土が逆に病気になってきているのである。
しかも中国のグル化が拍車をかけている。 牛肉1キロ作るためには、とうもろこし10キロ以上が必要である。
つまり、牛肉を食べだすと世界の食はいっぺんで不足するのである。
話を現在にもどそう。
日本は砂漠や干ばつ地のアフリカと違い、農耕地にあふれている。 休耕田がどんどん増え続けているのだ。天下の悪法「減反政策」。
農家がやる気をなくす政策を政府はとりつづけてきたのだ。 しかも高齢化がこれに拍車をかけてきる。
限界集落が日増しに増えているのだ。
失業率がどんどん高まる今こそ、休耕地を耕す好機である。
いま、農業が面白いのだ。
しかも石油化学にたよらない、有機農法が・・・。
そんなわけで今から小川町の農家や食品加工を何軒か見に行ってきます。
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