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カテゴリ:啓発系
棟梁が言った。
法律がおかしいんじゃないよ。 そんな法律を作らなきゃいけなくなった 日本の家づくりがおかしな方向に行ってしまったんだ。
外断熱の魔法瓶みたいな家? 木を殺す気か?
どの山で育ったか? 木の上下、表裏 まで見て 俺たちは、木を活かして作ってるんだ。
木は生き物だ。 生きた木に 生きた土を付け 焼いた瓦、 紙、 呼吸する板 い草・・・
俺たちは 生きた素材を使って 生きた家を作り 生きた人間様を育む住まいを造ってるんだ。
断熱したければ 土を付けてみろ そりゃ夏も涼しい家が出来るぞ。
日本には 本物の職人がまだ生きている。
住まいは夏をもって旨とすべし
日本の住まいは 庶民の住まいが定着し始めた室町の時代から 夏を主として考えられてきました。
日本じゃない 寒い寒い国から 氷の世界で快適に生きる為の住まい方が 入ってきました。
いつ頃からか、 生きた素材が使われなくなり 大量生産大量消費の波に乗って 冬をもって旨とすべき家が 当たり前かの様に普及しました。
日本の環境に反し 日本の素材を使わない住まいづくりの普及は
日本人に病をもたらしました。 子供を愛せない親を創り出しました。 人の痛みや恐れを知らない子供を創り出しました。
家族や子供をいやせない、育めない環境が当たり前になりました。
それは、しっぺ返しです。
今なら、
本物の職人が まだ生きている
今なら
まだ
間に合うのかも知れません。
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