珍しく？

自分の事を書きます。

あるプロジェクトで関わった公認会計士のF先生に

こんな事を言われた事があります。

　　そのF先生は、ある業界ではかなり有名な先生で

　　ビジネスによって儲けられている額も半端じゃない。

　　僕なんか足元にも及ばないくらいに儲けも出して居られる先生。

そのF先生に

Ogamiさん。あなたのやってる事は素晴らしいし

実力もお有りだとお見受けしています。

しかし、少しクライアントに感情移入し過ぎの傾向が有りますね。

もう少し、冷静にビジネスとして判断しないと怪我しますよ。

と。

確かに！

僕には仰られる通りの傾向がある。

僕は、クライアントさんを依怙贔屓（エコヒイキ）するんです。

と言うか、クライアントさんの代表者の人柄を見てしまうのです。

僕は、はっきり言って世間のコンサルタントの先生と比べて

コミュニケーション力が優れている方ではありません。

出身が技術系なので、営業系出身のコンサルタントさんにはとても及びません。

　　　　※解っているので、その分　ツールや武器をよく利用します。

逆に、人の本質を見抜く力に長けています。

何故か、お逢いした瞬間にどんな人かほぼ解ってしまいます。

その後数分言葉を交わせばその人の背景が殆ど見えてしまいます。

まず外れた事はありません。

だから、人を見てしまいます。

そして、仕事をお請けするかしないか決めます。

お請けするかどうかは、瞬間に判断するのではなく

ちゃんとお話しをお伺いして、凄く真剣に検討します。

でも、一度お請けしたら、とことん感情移入もしますし

エコヒイキもします。

それが僕のスタイルなんです。

世に言うコンサルタントとは、

良い事だけ言って、伝えて　頑張りはクライアントさん次第。

って感じの方が多いです。

　業界内の常識で判断して頑張ってきた人がうまく行かないから

　業界未経験でも、経営的判断が出来ればうまく行く事が多いから。

それで・・・

クライアントさんの業績がV字回復したり

希望を達成したり。。。。。

すれば良いのですが

僕には、コンサルタントとして、それ程の実力は無い様です。

だから　僕は　とことん　入り込むんですね。

その後

うまく行くビジネスモデルを再構築しても良いじゃないですか！？

依頼されたビジネスモデルをお聞きして

マーケットを考えたとき、その人に抵抗感がないなら、

商材の変更をお勧めする事もあります。

又、時間切れ（手遅れ）と判断出来るときは

周りに迷惑を掛けない形での廃業や転業をお勧めする事もあります。

それは　クライアントさんが

「そのビジネスで　幸せになる事」

よりも

「その人が幸せになる事」

が　大切だと　僕は思うからです。

人を信じて、入り込んで、一緒になって考え、

うまく行く方法を一緒に創っていく。

それが僕のコンサルスタイルなんです。

僕は、お客様を人柄で選びます。

F先生は、お客様を持ち込まれたビジネスモデルの可能性で選びます。

後者の方が、より高度です。

成功すれば、報酬も大きいビジネスモデルが多いです。

より成功する確率の高いビジネス依頼が集まってきます。

人格に関係なく、お金儲けに優秀な人が増えていきます。

（もちろん、F先生のクライアントさんも、いい人が大多数ですよ。）

僕は、僕の信じるたくさんのいい人がより成功する

ビジネスモデルの成長に立ち会えれば

それで幸せなんです。

それが　僕のコンサルスタイルだから。