実は、金曜日　例の欠陥を作ったハウスメーカーと

直接対決しました。


ハウスメーカーって　ディーラーも多いのですが

そこは直営店。


対決の場に出てきたのはハウスメーカーの

工事部長さん　５０代後半

設計部長さん　５０代半ば

設計監理部長さん　５０代半ば

工事担当者　　２０代後半

営業担当者　　２０代中盤

の総勢５人

と

僕、劇団ひとり・・・じゃなくて一人(笑)



５人に取り囲まれてよってたかって・・・





話してみると、

やっぱり　彼ら　大企業病です。


僕も、ハウスメーカーという組織に在籍していた経験が

あるので　解るのです。。


ハウスメーカーというクローズドの世界（認定を取っているので

他に比べようのない世界で仕事をしているので善し悪しの

基準が自分たちの中に育っていない。）に長く居ると、世の中の常識が麻痺するんです。




当然のように　自分たちの正当性を一生懸命述べる。

まるで、欠陥工事を指摘した私が悪人であるかのように。。。




今回、ハウスメーカー自身が行っている工事記録を提出してもらったのですが

それを見ると　なんと欠陥の部分も写真に残していました。

下請け業者、現場監督、監理者。皆、欠陥部分を見ていながら誰も不思議にすら思っていない。


性能表示制度と言って、第三者機関が　現場を検査する制度も導入していながら

その検査員すら、ハウスメーカーのする事だからと、適当な検査をしていて

問題部分を指摘すらしていないと言う体たらく。


裏話をすると、その検査機関の法人設立にハウスメーカーが出資している。

暗黙の了解として、ハウスメーカーの現場検査は甘くなる。
（何の為の制度何だか？？？）


今まで、誰も指摘しないから　気が付かない。

彼ら、建築士の資格を取る時には、勉強したはずなのにすっかり忘れている。




結果。。

徹底的に、とことん　諭してあげましたｗｗｗ


企業人としての責任

個人が何千万円ものお金を払う事の想いの深さ

etc..


５０歳代トリオｗは　下げる頭など無い。って態度だったのに

頭を床に擦り付けんばかりに建築主さんにわびてくれました。


工事担当の若者は、何だか僕の話に感動したそうですｗ
（ちょっとピントがおかしいぞ！君ｗ）

営業担当の若者は、最後まで面倒な事に巻き込まれて迷惑。

と言う目が変わる事がありませんでした。

彼の口から出任せ説明が、建築主さんの誤解を産んだというのに。

反省の色は無く、、、、早晩彼は、営業成績で頭を打つでしょう。


まぁ、既に現場は工事の方に引き継がれているので
直接被害は無さそうなので、放置＆放流する事にしました。
彼を、教育してあげなきゃいけない義理もないので。。。ｗ


今後、厳正な修補と　建築主さんへの密なコミュニケーションを

約束して頂けました。

やれやれ。。。。

欠陥住宅問題は　一応一段落です。