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カテゴリ:コンサルタントな私
異業種から学ぶ
アートコーポレーション(http://www.the0123.com/)がおもしろいです。
大きな契約を狙う時 家庭のキーマンに気に入られる事はとっても重要ですが
家庭の消費を決定づけるのは殆どの場合 奥様とお子様です。
先述のアートCさんは お子様をターゲットに キャラクターであるドラえもんと 季節ものであるミニ冷蔵庫を組み合わせたグッズを 「期間限定」 かつ 「数量限定」 でプレゼントするオファー広告を 出しています。
しかも 狙ったターゲット(子供さん)に直接届くように 小学生低学年クラスが見るテレビ番組に集中して TVCM しています。
これを分析すると ●子供さん(=決定権者に仕立て上げ)にターゲットを絞る (おまけに、イメージキャラクターは「おかあさんといっしょ」の元体操のお兄さん) ●時流に合った物(=ミニ冷蔵庫)を提供 ●枯渇感を煽る(時間・数の限定) ●ターゲットに直接情報を届ける(チャンネル政策)
販売促進の企画がいかにしっかりしているか。がお解り頂けると思います。
引っ越しをすると言う事は、夫婦とも働いている家庭が多いと考えられる事から 奥様を虜にする事も忘れていません。
「エプロンサービス」 で 忙しい奥様のお手間は取らせません。 と、なっています。
単に、「引っ越し業」もしくは「運送業」で策のない会社は・・・・ ・真心込めてお手伝い ・早い安い ・迅速丁寧 この様な広告宣伝になってしまうのですが
差別化のポイントが 本業 「+サービス業」 である事を考慮すれば当然の 告知内容という事になりますね。
顧みて、あなたの会社も 「+サービス業」 での差別化をしましょうね!と言うと 何か 金銭的にサービスする?とかって すぐ考えてしまいがちですが
そう言う事ではなく
例えば、
お客様の来社時には 全員で立ち上がって 顔をお客様の方に向けて 笑顔でご挨拶をする。
お客様がお帰りの際には、全員が手を止めて玄関前迄お送りし、 帰られるお客様の車に向かって感謝のお辞儀をする。
とか
キャッシュアウトなくして、心に響く差別化は可能なのです。 それも、今すぐ実行可能な事なのです。
誰にでも出来る簡単な事ですが 誰でもが出来る事ではない 大きな差別化です。
お試しあれ。
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Last updated
2006.07.18 21:36:26
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