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2006.10.01
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カテゴリ:当節渡世人事情

本日、赤い電車~♪でおなじみの京急電車に品川発羽田空港行き


列車に乗車した時のことである。


 


運良く列の一番前に並ぶことが出来た私は、ドアサイドの3人がけの


ベンチシートの端に座った。


 


その後、一つ間を開けて小柄な女性が座した。


 


で、列車に なんとも図体の大きなずんぐりむっくりとした若者が


乗り込んできたかと思うと


おもむろにその間に腰を下ろした。


 


頭にはバンダナ?を巻き、チェックのシャツに ジーンズ


おきまりのリュックにめがねスタイルと言えば立派な秋葉系オタクさんと


呼ばれる人種であろう。


 


まぁ、私もオタクの様なものだからそのいでたちについてとやかく言うつもりは


さらさら無い。


 


 


しかし、その若者がリュックをその肩から卸し、どっかと隣に座った瞬間


私の眉間にシワが3本、いや5本は波たった。


 


 


何と、異臭がするのである。


 


その原因は?


 


恐らく、雨が降り出した事で駅に向かって走ったのであろうその彼は


全身汗まみれ。


 


そのチェックのシャツからは 塩を吹きながら湯気が上がっていると言う


状態である。


 


しかも図体が大きいその若者は 反対の端に小柄な女性が座ったにも


関わらず、私にも反対の女性にも体が密着する程なのである。


 


 


本人はいたって涼しい顔をして?一生懸命自分の携帯をいじり始めたではないか。


 


 


いや正直この酸っぱい臭いはたまらない。


 


10月とはいえまだ社内はクーラーが掛かっているので少し我慢すればとも


思ったのだが 一駅 もう一駅過ぎた時に 反対の端に座った女性が立ち上がった。


 


 


降車駅かと思いきやその女性は開いていない反対側のドア付近まで


急ぎ足で非難してしまった様だ。


大きく深呼吸するその姿は、さながら空気不足で水面に


口を出してパクパクする金魚の様だ。気持ちはとってもよく解る。


 


 


反対側の女性が立ち上がって空席になったスペースには誰も座ろうとしない。


 


 


だとしたらその彼もそちらに少し寄って空間を開けてくれれば良いのだが


どうもそう言う細かい神経を持ち合わせていない人種なのか


私にまだ密着したままだ。


 


 


その後列車は動き出す。


私はまるで満員電車で痴漢の魔の手から逃げようと体をよじらす


か弱い女性の様に!?体をずらして彼の密着から逃れようと試みた。


 


なんとか僅かばかり彼と私の間に空間が出来たかと思ったのもつかの間


 


次の駅で反対の端に


事情を何も知らない大柄なサラリーマン風の紳士が腰を降ろしたものだから


その彼が更に私の方にズリ寄ってきた。


 


 


た・・・助けて!


 


 


恐らくもう涙目になっていたろう私には、ヒーロー電車男さんも現れず


長期出張で疲れた体にむち打ってしぶしぶ別の車両に避難することにした。


 


 


隣の車両に移ってホッとしたのもつかの間、


その彼の体臭が密着した私のシャツに写っているのである。


 


泣きそうになりながら羽田空港まで我慢してすぐにトイレに飛び込んで


水洗いしたハンカチで丁寧に拭き取って手持ちのフレグランスで


事なきを得た私は何とか無事に飛行機に乗り込むことが出来た。


 


 


やれやれ さんざんな帰阪路であった。


 








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Last updated  2006.10.02 00:37:28
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