|
カテゴリ:私生活
騙される者の心理
近未来通信:捜索で投資家怒り 「すべてウソだったのか」
「老後の収入のため退職金をはたいた。なのに、詐欺だったのか」。近未来通信に約1800万円を投資したさいたま市の無職男性(56)は、取材に肩を震わせた。今年1月に投資し、配当はまだ、ゼロ。「警察の捜査は当然だ」と憤る。 新聞広告の「中継局オーナー制度」に関心を持ち、中央区の同社ビルであった説明会に参加した。石井優社長は「IP電話市場はもっと大きくなる。海外のなかでも、とくに中国への事業展開はうまくいくでしょう」と展望を語った。 そして、個別相談を希望する参加者だけが、応接室に移る途中、ビデオデッキのような機械20~30台を収納した棚のある部屋を、ガラス越しに見た。「あれが中継局です」。幹部社員は「月に50万円は配当がある。投資金は3年で回収できます」と熱っぽく語った。 契約書によると、自分が「オーナー」になった中継局は埼玉県川口市のワンルームマンションの一室にある。11月下旬に訪ねたが、呼び鈴に応答はなく、中の様子はうかがえなかった。「本当に中継局などあるのか」。不信は募った。 東京都足立区の無職男性(51)は約2年前、実家の土地を売った1200万円を投資した。「先行きが明るい業種だし、『オーナー』という言葉に事業に参加する気持ちになった。配当金を頼りに、母親の介護に専念したかった」と話す。 社員の勧めで同社ビル内の「中継局のサーバー」を見学した。赤と緑のランプが点滅する機械をみて、「稼動している」と納得した。配当金も投資額の半分はもらった。ところが、今年10月に「配当を待ってほしい」と文書が届いた。問い合わせに幹部は「週明けに連絡する」と答えたが、それきり連絡がない。 総務省の調べでは、サーバー2466台のうち、稼働していたのは、わずか7台。181億円の売上高のうち、配当原資となる通信料収入は2%に満たなかった。同省幹部は「電話事業の実体があったとは思えない」と話している。【永井大介、鳴海崇】 毎日新聞 2006年12月4日 13時09分 (最終更新時間 12月4日 14時56分) http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061204k0000e040065000c.html
さて、 ここで「投資家」と呼ばれている人達。 僕は決して「投資家」とは呼べないと思います。
「投資」とは 利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること。 と、されていますが「投下」で有りますから、 投資金は当然に戻ってこない事もあります。 ウマとシカと書いて投資家とは読まないはずですよね。
実際に、近未来通信の実績なんて見た事も聞いた事もないです。 そんなに投資リターンがあるなら、そこかしこでその会社のIP網が 広がっていて然るべきでしょうが、私は残念ながら集金のチラシ以外 見た事も聞いた事もありません。
海外での事業だと言う趣も一部有りますが、自分が見えないものに 良くもまぁ投資出来たもんだなぁと言うのが実感。
中国でうまく行っていると言うなら、中国の情報を調べるべきでしょう。 本当に投資するなら。 ネットでちょいと調べればリアルかどうか解るはず。
大体、そんなハイリターンな投資スキームが一般ウマとシカに向けて タレントを使って大々的に広告宣伝しなければお金が集まらない。 なんて言う話は聞いた事が有りません。
大きな声では言えませんが 美味しい話は一般に出回る前に1割も居ない大金持ち達が 押さえてしまうので、ウマとシカには見えないんですよ。
情報通信系なら フォー●ル の かもめNetの方がまだ 実効の可能性は有ったかも知れません。 (ずいぶん、勧誘説明会に拉致されました。 核心を突いた質問をすると退室させられましたがw) 結果、「かもめが死んだ日♪」 だし。
しかも近未来-社は、同じようにマルチまがいの集客までやっていたとか。
オーナーになったのに自分で見られない? それはオーナーと言うのか? 情報が開示されていないのに何故投資するの?
なんでこんな幼稚園児でも解りそうな事に気づけないのか?
欲に目がくらんだ餓鬼が 周りの人まで餓鬼にしてしまった。 そして、貴方も私も地獄を見る。
みたいな。
これから団塊の世代が大量に退職を迎えられます。
ちょびっとの退職金を握りしめて「投資家」を気取りたいなら もっと、「投資」とはどういう事なのかを知り、考えてから 投資モデルを選んで頂きたい。
投資について 勉強し無さ過ぎです!
だから 小賢い悪魔に騙されるのです。
詐欺師を養護するつもりはありませんが。 ウマとシカに失礼な人間を養護するつもりもありません。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私生活] カテゴリの最新記事
|