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2007.05.06
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今まで、ちまたで売られていた、今も売られている


健康住宅と呼ばれる、もしくは売り手が勝手に呼んでいる住まい達。


 


は、こういう ランクと言うかレベルの差があります。


 


A.自然素材を使っている。と言うもの。(「ふんだんに」か、どうかは別)


  +新建材等は低ホルムアルデヒド素材を使用しているもの。


B.上記、Aに加えて断熱性能をうたっているもの。


他に、


有害物質を除去する換気法にも色々特色があるものが有りますが、


現在「24時間換気装置の設置が義務なので詳細は割愛。


====================ちょっと線引きが有って====================


健康住宅+アルファとして


C.何らかの薬剤などを使い、「マイナスイオン」を発生させているとし、


  それで、マイナスイオン効果と呼ばれる現象が起きている。


  これは「健康増進住宅だ」と語るもの。


 


おおまかに分類すると上記の3パターンが存在している様です。


 




で、上記は・・・


A.人体に有害なホルムアルデヒド等が発生している防蟻剤、接着剤、新建材などの使用を


  少なくし、シックハウス症候群の発症を少なく抑制しようと努力しているもの


  ※但し、自然素材だから人体に有害な物質を一切発生させていないかと言うと

    そんな事はない。 自然素材で肌がただれる事もあるし、自然素材で毒もある。


 


B.断熱性能を上げ、気密化を図り、建物内の温度を一定に留めようとするもの。


 これは、温度差の不快さを抑制しようと努力しているもの


 ※確かに高齢者など、急激な温度差(ヒートショック)で倒れる事があるので

   そう言う「事故」を防ごうとするものです。


 


と言う風に、A.はホルムアルデヒド(その他の有害物質は放置)の発生を抑制し、


不健康を抑制するものであり、Bは「ヒートショック事故」を抑制するものと


何れも「不健康(病気)になる事を抑制する事」が目的なのですね。


 


今まで、「不健康になる建物」を造ってきた建設業者※が、


※ついちょっと前まで、新築の住まいに入ると目がチカチカクラクラする。

 接着剤の臭いがプンプンするのは当たり前で、それが「新築の臭い」とまで

 言われていたのですから。


その一部を抑制しただけで、あたかも無害、もしくは


健康に向かいそうだと勘違いする様な名称である「健康住宅」とは、


恥も外聞もなく、よく言えたものだと僕は思います。


 


相応しい名称は、「不健康少しだけ抑制住宅」とでも言っておきましょうか。


====================ちょっと線引きが有って====================


あと、C.に至っては閉口するばかりです。。。。


実は「マイナスイオン」なる言葉をメジャーにしたのが


例のねつ造番組


「発掘!あるある大事典」だったのを皆さんご存知でしょうか?


(出所:ウィキペディア 「マイナスイオン」)


 


今や、「マイナスイオン」と言う言葉は、電機メーカーでもドライヤー等一部の商品に


限って使用されており、その治療効果効能はうたわれていないのが普通。


 


現在の科学には「マイナスイオン」という科学的な定義すら無いそうなのです。(和製英語)


これらを受けて、独立行政法人国民生活センターはこう言っています


 


似非科学


 


例えば・・・


この液体を噴霧すればホルムアルデヒド濃度が押さえられる。


と言う風に、液体を高額で売っている業者さんが居ます。


 


ホルムアルデヒドは、水に溶けやすい物質なので、(ホルマリンと言う名前は知ってますよね?)


ホルムアルデヒドが発生している部屋で、水道水を噴霧して、露をふき取って


その後、空気中のホルムアルデヒド濃度を測ったら、一時的に減っているのは当たり前なんです。


 


それをあたかも、その特殊な液体がホルムアルデヒドの発生を抑制したかの様にうたって


います。恐ろしいですね。


 


それどころか、その液体をマニュアル通り大量に噴霧したために無垢の高級床材が


乾燥時に反ってしまって大変だったなんて笑えない実話も聞いています。


 


さらにその液体が皮膜を作ったら、その次の発揮は押さえられるかも知れません。


でも、それが半永久的に効果が続く。と言うので有ればその話は疑ってかかるしかないでしょう。


 


だって、床は人が歩きます。


イスがこすれます。


ラグを敷いたり、こたつが出たり。。。擦れる事、たくさんありますよね。


 


 


つまり、臨床データも科学的検証も殆ど行われず、


もしくは


メーカーの都合の良い科学的検証データだけの宣伝文句に


踊らされる建設業者さんが非常に多いのも事実でしょう。


 


そう言うメーカーのHPを見ると、消費者の声として、いかにもその薬剤などで


効果が有ったかのような奇跡の言葉が並んでいます。


 


マイナスイオンの科学的に定義がはっきりし


その存在割合が体積中どの程度存在したら、人体にどの様な効果効能が有るのか。


が科学的、医学的に証明され、


 


その液体を噴霧もしくは塗布すると単位面積当たりどの程度のマイナスイオンなるものが発生し、


既に存在するプラスイオンなるものが消えてなくならなくてもその毒性は消えてしまうのか


 


少なくとも 植物や動物で実験した。くらいのデータも無いにも関わらず


その物質があたかも健康を増進するかの様な効果効能をうたっている


システムが有ればそれは嘘だと私は断言します。


(薬事法に違反している事うけあい。)


こちらは、「トンデモ健康?住宅」が相応しい名称ではないでしょうか?


 


 


 


 


売らんが為の、紛らわしい「健康住宅」表示はやめて


「自然素材多用住宅」だとか


「ホルムアルデヒド使用抑制住宅」だとか


「偽薬によるプラセボ(プラシーボ)住宅」だとか


そう表現して頂きたいものです。


 


 


住宅業界


その定義に法的な基準が有る訳では無く、意味が曖昧であるのにも関わらず


 売らんが為に「坪単価」と言う言葉を創り出して当たり前の様に使い、


 


消費者も、その意味が解らないのに、「お宅の会社は坪単価いくらですか?」と


やってしまう。


そして、踊らされる建築業者は、うちは坪単価はですね・・・と答えて容認してしまう。


 


 


同様に、不健康になる要素は多分に残っているにも関わらず「健康住宅」などと


平気で言ってしまう。


 


消費者を欺いてばかり居ると、その内、相手にされなくなってしまうでしょう。


そろそろ襟を正さなくてはならないと僕は思います。


 








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Last updated  2007.05.06 21:43:44
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