グレイストーク ターザンの伝説
数あるターザン映画のなかで唯一現実味がある映画です。グレイストークとはターザンの本当の家の名前で、貴族の一族です。この映画ではターザンとは一言も出てこないですが、無くても気にならないです。主役はクリストファー・ランバート(「ハイランダー」の主役の人)、イアン・ホルム(「エイリアン」のアンドロイドの人)メイクはリック・ベイカー(「狼男アメリカン」、「メン・イン・ブラック」、「プラネット・オブ・エイプ」、「マイケル・ジャクソン スリラー」他たくさん)上映されてたときは全然気にならなかったんですが、SFXの専門誌の「シネフェックス」(バンダイ版)でリック・ベイカー特集されてた中にその時点で最新作として猿のスーツの製作記事を見て気になりだしたんですよ。でも、前はレンタルにはなかなか置いてなくて何年かしてから中古ビデオを手に入れたんです。何度も涙ぐみました、ただ人間のところで泣いたのはおじいさんの件だけで、他はターザン(本名ジョン・クレイトン)の育ての親の件ですね。よく考えるとターザンと一緒に泣いてました。ディズニーの映画のときに再販された原作も読んでおいてほしいですね、ターザンは独学で文字の読み書き(ただしフランス語のみ)を覚えたんですが話すことが出来ない(猿はフランス語なんて知らないから)ために誤解されてしまう。最後まで読むと“漢(オトコ)”らしいターザンに泣くでしょう。けして、腰布オトコがツタにつかまって「ォアァ~~~~~~~~~~」がターザンではないことがはっきりします。たくさん出てるけど初めから読むことを薦めます。