トンマッコルへようこそ
朝鮮戦争時の戦争を知らない村での話です。ある日、米国の戦闘機が墜落してパイロットが助けられた。時を同じくして、南軍に追われた北軍の兵士達と軍を脱走した南軍の兵士達がトンマッコルの村で出会ったために銃で威嚇しながら睨み合いになりその真ん中で村人達は動けなくなった。が、蜂の様子を見に行った村人が帰って来るとその話で勝手に盛り上がり時間が経つにつれて仕事に戻っていく。長時間の睨み合いの末、うっかり手榴弾で倉庫を爆破してしまい、双方ともそのお詫びに収穫を手伝うことになり段々打ち解けていく。しかし、米軍がパイロットを救出しようと赤軍の拠点と思い込んだトンマッコルを攻撃しようとする。この映画でも米軍の勝手さと乱暴が平和な村を危機に陥れる。英語が解らない人に質問して答えを聞き出そうとするし、平和的に只の挨拶した人に暴力を振るう。やっぱりアメリカはこういうことをしてきたからこそ映画でもこういう扱いになるんだなと、イラクでもこういうことをやっているんだなと思って間違いないでしょう。これはりっぱな反戦映画です。