ゴジラ
エメリッヒ版はなかったことにして、新たにゴジラをきちんと理解して作られた立派な怪獣映画。過去の出来事から現在に現場技術者の事故原因の追究と研究、残された息子は軍に入り父親を疎んでいた。しかし、事実が明るみに出るに従い、母親が死んだ過去の原発事故は終わっていなかったことがわかり、父親の正しさがはっきりしたが、そのときにはもう手遅れになっていた。事故で回収された繭が制御不能になり羽化してしまった。そして、それと呼応するようにゴジラが出現した。この映画はゴジラを追っていくのではなく、人間ドラマを主軸に、人間に災厄をもたらすのは新怪獣ムートー、命名理由は不明ですが人間が対決するのはムートーです。日本版と同じようにゴジラは気に入らないから戦って、結果的に人類を救うだけ、あくまでも災厄のひとつで管理や制御ができるものではない、というスタンス。しっかり怪獣映画です。人間ドラマがしっかりしているからこそ荒唐無稽な存在に説得力が出ます。【送料無料】 GODZILLA ゴジラ アート・オブ・デストラクション / マーク コッタ ヴァズ 【単行本】ShoPro Books【1000円以上送料無料】ゴジラアート・オブ・デストラクション/マーク・コッタ・ヴァズ/富原まさ江/平林祥