ハドソン川の奇跡
ハドソン川に旅客機が不時着水した実話を映画化。予告では155人の人間を救った英雄が裁かれるということをしきりに押し出していたので、そのおかげで映画化されたのかと思いました。川に突っ込んだところくらいまでしか日本では知られていないでしょうが、アメリカではその後に機長が裁かれていたとは知りませんでした。アメリカでは知られた話なんでしょうか?エアバスA320のエンジンが鳥の衝突によって両方とも停止したためどこの空港に向かうとしても市街地に落ちるか空港手前で落ちるかしかない状態になった時に機長が下した決断は、ハドソン川に降ろすことだった。幸いけが人が出たものの全員無事だったため、機長は一躍英雄に祭り上げられて無遠慮なマスコミが機長だけではなく家族にまで取材に押しかけて恐怖を感じさせていた。やがて事故調査委員会が左のエンジンが微力ながらも動いていた可能性を指摘し、機長は空港に戻れたのに機体を落として無用な人命の危機を作ったとして追及されていた。コンピュータによるシミュレーションでは何度やってもどこの空港にもたどりつけていたことを聞かされて、機長の判断ミスは決定的になったかと思えたが、自分の判断に自信を持っていた機長はなぜコンピュータの結果は違うのか疑問に思っていたが公聴会はもうすぐだった。アメリカの人たちは事の詳細を知っているのでどうやって再現したかに興味が出るかと思うが知らなければ。機長は本当に判断ミスをしたのかどうかドキドキしながら見ることになる。結局、エンジンは両方とも破壊されつくされていて推力はなかったことが判明したが、その点でもコンピュータのシミュレーションの結果が違ってくるんじゃないかと疑問に感じた。バードストライクからエンジン停止、エンジンの復帰操作、復帰不能、いろいろ操作してからの向かう先の決定、という実際の手順とバードストライク直後に向かう先を決定というのでは飛行機の状態や環境が全く違うので結果が違って当たり前、そのことに気が付かないで話を進めていったことと機長の判断ミスだと決めつけていたことが事故調査委員会の間違いなんでしょうね。デンゼル・ワシントンの映画のような結末を想像してました。メーデー!9:航空機事故の真実と真相 ハドソン川の奇跡★クリント・イーストウッド監督作品★【数量限定】【映画ポスター】ハドソン川の奇跡 トムハンクス /モノクロ おしゃれ インテリア 両面